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『あぁっ…イきたい、イきたいっ…!!』





絶頂を目前にし、





快感のためなら何だって、と





自分が自分じゃなくなる瞬間。







いや、本当の自分が現れる瞬間。





正直、俺は苦手だ。





こころを整えていない時と似ているから。







「乳首だけでイくか?」




『いやぁ!!おちんちん触ってぇ…』




「どうして?乳首だけでイッてみろよ」





『やだ、やだ…さっきみたいに、おちんちんシコシコしてぇっ…はやくイきたいぃ…』






「あせんなよ。今日は一晩中、かわいがってやるから。死ぬほどイかせてやる」







ドキン





『あ――っ』






心臓が跳ね上がったのと同時に、





ビシャビシャと 吐き出された精液。







「けい…?」




『ごめんなさい…こうたが、あんなこと言うから、イッちゃ…』






絶頂を迎えた証とも言える ソレを





薮が あまりにも驚いた表情で凝視するから、






『うぅ…見ないでぇ…』






恥ずかしさに耐えきれなくなった俺は てのひらで覆い隠すが、







「隠すな」






その手は 簡単に薮に つかまれ、






「かわいいこと してんなよ」






ベロリ






熱くて やわらかい舌に、舐めとられてしまった。






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作者名:本田 | 作成日時:2017年10月9日 1時

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