【沖田総悟】真選組の美男美女カップル観察日記２

59日目 ページ18

沖田side



Aのベッドの隣に腰掛け、ため息をつく。

ここにいろ、と言った近藤さんの意図を、俺だけが理解していなかった。Aがいなくなって後悔したばかりなのに、また後悔するところだった。

【頭冷やせ】【クソガキ】

Aに言われた言葉が今頃になって突き刺さる。



沖田｢やっぱり俺は、｣

お前がいないとダメらしい。



眠るAの手を握り、静かに呟く。



＊




日も沈み、暗くなってきた頃。病室に響くノックの音。扉を開くと土方だった。

入ってきた土方はAの方を見て、口を開く。


土方｢....まだ目は覚めねぇか｣

沖田｢神威の手がかりはつかめたんですかィ？｣

土方｢ある港で一ノ瀬のものらしき血痕がでた。だが、肝心の春雨の目撃情報は街中で何も無いどころか港に船すらねぇときた｣

沖田｢あの野郎...｣

土方｢だが、チャイナ娘は絶対いる、だとよ｣


すげぇ説得力だ。



土方｢とりあえず、俺と万事屋がドアの前にいるから今のうちに寝とけ｣


自分も酷い隈つけといて何言ってんだか。わかってまさァ、と応えると出ていった。



＊＊＊

お久しぶりです！作者です！

更新遅くて申し訳ありません、、、、。

コメントは返していませんが、(嬉しくてニヤニヤしながら)読ませていただいてます！

リクエストもいつになるか分かりませんが受け付けてます(´∇｀)

これからもこの作品をよろしくお願いします！！

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