88日目 ページ8
『ミツバ姉さん、落ち着いたみたいです。屋敷前だったのが幸いだったみたいで』
そう。土方さんと山崎が来てすぐにミツバ姉さんが倒れてしまったのだ。やはり一日中出歩いて無理をさせてしまったのだろう。
山崎「旦那はなんでミツバさんと?」
銀時「・・・なりゆき。そーいうお前はどうしてアフロ?」
山崎「なりゆきです」
どんななりゆきだよ。心の中でツッコミをいれたが、旦那はそのまま口に出していた。
そして、旦那は土方さんの方に視線を向ける。まためんどくさくなりそうだ。
銀時「・・・そちらさんはなりゆきってカンジじゃなさそーだな。ツラ見ただけで倒れちまうたァ、よっぽどの事があったんじゃねーの、おたくら?」
土方「てめーにゃ関係ねェ」
銀時「すみませーん。男と女の関係に他人が首つっ込むなんざ野暮ですた〜」
山崎「ダメですよ旦那〜。ああ見えて副長純情なんだから〜」
土方「関係ねーっつってんだろーがァァ!!大体なんでてめェここにいるんだ!!」
なんでこうすぐに騒がしくなるんだか・・・。ため息をついた私は悪くないと思う。
?「みなさん。何のお構いもなく申し訳ございません。ミツバを屋敷まで運んでくださったようでお礼申し上げます」
『こちらこそ騒がしくてすみません。蔵場さん』
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作者名:涙輝 | 作成日時:2023年3月20日 16時