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86日目 ページ6
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ミツバ「今日は楽しかったです」
一日中江戸の街を回ったミツバ姉さん、沖田、私。そして、何故か最後までいた旦那の4人はミツバ姉さんがお世話になる屋敷まで送りに来た。
沖田「それじゃあ姉上。僕はこれで」
ミツバ「あっ・・・そーちゃん!・・・あの・・・あの人は」
ミツバ姉さんがそういった途端、沖田が固まる。これは沖田とミツバ姉さんとあの人の問題だ。私が口を挟めることじゃない。だから、
沖田「野郎とは会わせねーぜ。今朝もなんにも言わずに仕事にでていきやがった薄情な野郎でィ」
沖田の言葉がミツバ姉さんの顔を曇らせたとしても私はなにも言わない。なにも言えない。
・・・って、沖田が連れ出したくせに先に帰るのかよ。
銀時「オイオイ勝手に巻き込んどいて勝手に帰っちまいやがった」
『沖田はそういう奴ですよ』
ミツバ「ごめんなさい。我が儘な子で・・・。私のせいなんです。幼くして両親を亡くしたあの子にさびしい思いをさせまいと甘やかして育てたから・・・」
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作者名:涙輝 | 作成日時:2023年3月20日 16時