真選組の美男美女カップル観察日記【沖田総悟】

33日目 ページ40

Aside


『姐さん、近藤さんいる？』

お妙｢いらっしゃい、待ってたわ！｣


声をかけると、出てきた姐さんに腕を引かれて部屋の中へ。すぐ帰ろうとしてたのに。




神楽｢A！久しぶりアル！｣

猿飛｢もう遅いじゃない！待ちくたびれたわ！｣

近藤｢急に悪いな！｣


なぜ神楽と猿飛さんもいるんだろう。なんで私を待ってたのだろう。など、色々と言いたいことはあるが、とりあえず、



『近藤さん、生きてたんですね』

近藤｢勝手に殺さないで！？｣


近藤さんが姐さんの目の前にいるのに傷一つないなんてただ事ではない。




お妙｢ゴリラにはAちゃんを呼んでもらっただけなので、もう用はないわ｣

神楽｢これからは女子以外立ち入り禁止ネ｣


用はない、と言われた近藤さんだが、落ち込んだ様子もなく帰っていった。少しでも部屋に上がらせてもらったのがそんなに嬉しかったのか。


私も帰ろうとするが、姐さんに腕を掴まれているため動けない。


お妙｢Aちゃんはまだ帰っちゃダメよ｣

『私に用があるなら近藤さんを使うんじゃなくて、直接来てくださいよ』

猿飛｢直接呼んでも来てくれないじゃないの｣

『内容に寄ります』



聞いて面倒くさそうな事だったら、仕事がある、と言って断るが、大事な用であれば断ることはない。









お妙｢これから、女子会よ！｣


『あー....』


....私が断るって分かってたのか。

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