双子の監督生 (ページ10)

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生意気メイソン！2 ページ10

そして、ハートの女王の像が黒焦げになった瞬間グリムとエースの手が止まりAとユタの笑いも止まった

エース「あ"ーっ！やべっ！ハートの女王の石像が黒焦げに！」

「A……」

「ん、わかってる」

Aは腰に手を添えた後グリム達に向かって何かを投げた

ヒュッ…

何かはグリム達の顔をスレスレを通り地面に刺さった

グリム、エース『…へ？』

「2人共そこまで、それ以上喋ったり動いたり魔法を使ったら次は…」

グリム「べっ別に怖くないんだゾ！」

ヒュッ

グリム「ふなっ…！」

「言い忘れてたけどこれ毒針だから刺さったら…わかるよね？」

Aの言葉に顔を青くする2人

ちなみに毒針というのは嘘である、といっても刺されば普通に痛い

「次は脳天に刺すぞ」

にっこりと笑うAにユタはA楽しそうだなぁ…あと、相変わらずドSだなぁ…と思っていた

クロウリー「こらー！！なんの騒ぎ…あれ？」

「あ、おはようございますクロウリーさん」

「おはようございます」

クロウリー「え？あ、おはようございますAさん、ユタさん」

顔を青ざめて固まるグリムとエースににっこり笑みを浮かべ針を構えるA、その様子を眺めているユタ
に戸惑うクロウリー

クロウリー「ところで、Aさんは一体なにをしているんですか？針を構えて」

「あぁ…これですか？ケンカを止めてます」

クロウリー「あぁ…それはそれは、どうもありがとうございます」

クロウリーはスルーした！！

「いえいえ、僕らは雑用係なので」

Aもスルーした！！

「それでは、失礼して」

ビシィッッ！！

エース「いでーっ！」

グリム「ふぎゃーっ！2日連続でいてぇんだゾー！」

クロウリー「愛の鞭です！この私から逃げようなんて100年早いんですよ！」