殺し屋少女のブラック本丸建て直し (ページ10)

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8話目成敗その2 ページ10

部屋に戻り三日月宗近に近付く。

「おーい、オニーサンだいじょ…ば無いね…」

影で作った毛布を被せると頬に触れ傷を貰った。

(抵抗しないんだ…)
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奥さんのところに向かう途中背中と腹に鈍い痛みを感じた。

確認してみるも特に痣や切りぎすは見えない。

(黒影か…痛みした受け取れなかったみたい…)

薬研藤四郎、三日月宗近、その他の男士のトリプルパンチでその場にしゃがみこんでしまう。

(痛い…苦しい…辛い…もう帰りたいなぁ)

出てくるマイナス思考を振り払う様に頬をパチンと叩いた。

「僕がやらないと…僕が…」

助けなくちゃ
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in奥さん部屋

毎度の如く蹴破る。

中には女の人(奥さんだろう)と3人の可愛らしい刀剣男士がいた。

赤い髪に灰色の目…信濃藤四郎、刀派は粟田口
ピンクの髪に水色の目…秋田藤四郎、刀派は粟田口
白いの髪に赤い目…今剣、刀派は三条

「ハロハロ～ドーモこんにちわ～♪」

奥さん「あんた誰よ！！」

「自称政府の狗でーす♪どうぞよろしく～まっ♪数分間しかないけど♪」

奥さん「な、んで…」

「貴方たちそれ好きですねぇ何で？って言葉、まぁいいです簡潔に言うと貴方たちクビです♪」

「貴方も色々やってたみたいですね？おぉ…くわばらくわばら」

奥さん「私は！仕方なくやってただけ！旦那に脅されて…！」

「あっはは♪面白い事ゆーね」

「スンッ)嘘つけクソババァじゃあ何でそこに傷だらけの人らがいんの？」

奥さん「そっそれは…」

「言い訳なんか聞くつもり一切無いけど♪さっき時間かけすぎたからササッと済ませよう♪」

糸で外に吊るすと旦那さんの所まで送っていった。

もう一度部屋を見れば戦闘態勢に入る3人だがやはりどこか怯えている。

「大丈夫？どこが痛い？」

そう尋ねればぽかんと目を見開いたがまだAの事を警戒している様で(当たり前だが)答えてはくれなかった。

(まぁ…普通はそうだよな…)

三日月宗近にかけたのと同じ毛布を3人に被せると一人一人、頬を触れ傷をもらった。

(痛みは顔に集まってるなぁ…大方可愛い子だったから妬んだんだろ)