幸せになりたいだけなのに (ページ5)

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4、楽しい食卓ページ5

少し書き方変えます。
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食事の準備が終わりお盆で持っていこうと厨房でお皿などを出していると羽織を被った方が厨房に入ってきた

A『どうかなさいましたか？』
尾形「……。」
A『あ、あの……』
尾形「………お前、普通の妖怪じゃないだろ。」
A『っ……!?』

こいつ…！
腰に手を当てたが生憎刀を部屋に置いてきてしまった
何故こいつが知っている……

A『さ、さぁ、どうでしょうね。普通の妖怪のつもりなんですが』

背中に嫌な汗が流れる

羽織を被った方は相手を観察するかのように見つめていた

固唾を呑んだ

こんな初対面の方にバレるとは初めてだった

このまま殺ってしまおうか……
腰に手を当て袴の紐部分を引っ張り短刀を出す

アシㇼパ「おい、2人とも何をしている？」

険悪な空気を漂わせていたが幼い子供の方が厨房の入口で不思議そうにこちらを見ていた
(そういえば名前……聞いてない)

A『いえ、この……えっと……』
尾形「尾形だ。」
A『尾形さんが、食事を運んでくれると言ったのでな。』ﾆｺｯ
尾形「………は？」

アシㇼパ「そうか。ところでオソマをしたいんだが。」
A『お…そま？』
アシㇼパ「うんこだ。」
A『あ、うんk……それなら御手洗はここの通路を右に曲がって縁側を真っ直ぐ歩いていけばあります。ところでお名前は？』
アシㇼパ「私の名前はアシㇼパだ。便所借りるぞ。」
A『どうぞごゆっくり』

アシㇼパさんが居なくなりまた空気が重くなった

『み、皆さんが待っているので食事運んでしまいましょう。』

私は逃げるように盆に皿を乗せ厨房を出た

そそくさと居間の前まで早歩きで歩く

シャッと障子を開ける

鯉登「A、遅かったな。」
A『すまない。少し手こずって(・・・・・)しまってな。』
鯉登「そうか……ところで今日の夕飯はなんだ？」ｷﾗｷﾗ

鯉登が私をキラキラした目で見つめ質問してきた

A『今日は寒いから白菜と豚肉の鍋だ。あと漬物。』
鯉登「そうなのか！」
杉元「うわっ、この漬物美味そ……。あ、そうだ、俺なにか手伝いましょうか？」
A『あ……鍋持っていくの手伝って貰えますか？』
杉元「もちr(鯉登「俺が持っていく！」え？」

杉元さんと厨房へ行くため立ち上がると鯉登が急に立ち上がりそう言った

そして、鯉登の目は杉元を睨みつけていた