たとえ満月じゃなくても 2 ページ10
Aちゃんはキスマークに関して何も言ってこなかった
流石に気づいとるとは思うけどなあ
言ってこうへんのもなんや寂しいもんやな
そう思いながら着替え、Aちゃんが作ってくれた朝食を一緒に食べる
服を着ても首筋にひとつだけ隠しきれていない俺の印を見つけた
正直興奮する 昨夜のことを思い出す
あぁ俺のAちゃんなんや
ちゃぁんと心から、好きって言ってもらえるように俺頑張るわ
病院に来てしまえば俺とAちゃんは科が違うから離れ離れになる
金色小春「あら、Aちゃん首にええもん付いとるやないの♡彼氏おったんなら教えてぇな」
A「あ、小春ちゃん！これは彼氏じゃないの。起きたらあったから付けたのは私が寝てる間かな」
金色小春「寝てる間ってことは一緒に住んでるん？」
A「うん！1部屋もらってそこに住んでる。それで同じベッドで寝てるの」
金色小春「あらぁええやないの。その人ってもしかして忍足先生？」
A「え！なんで小春ちゃん知ってるの！内緒だよ？」
金色小春「まさか、ほんまに当たるとは思わへんかったわ。心配せんでも誰にも言わへん」
たまに忍足先生から聞いとったけど、まさかもう手を出すなんてな
ほんでそれを、すんなり受け入れてるAちゃんも凄いわ
お昼休みになり、いつものように忍足先生とお弁当を食べていると
忍足侑士「なあAちゃん。俺にこういう仕事が来たんやけど一緒に行かへん？」
A「なんですか？ 自転車のクラブチームに行って選手をポート… ！！ いいですね！行きたいです！」
先生からもらった冊子には仕事内容とそのクラブチームと選手の紹介が載っていた
なんとなくめくったページで、一番最初に目に留まったのは
『新開隼人』
その4文字だった
忍足侑士「ほな、この仕事明日からやから、そのつもりでな」
A「はい！」
えらい嬉しそうなAちゃんの顔みてるだけでもええはずなのに、どうして俺を求めて欲しいと思うんやろ
すくっても手の隙間から零れる砂のように 1→←たとえ満月じゃなくても 1
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奈那(プロフ) - はなさん» はなさんありがとうございます！！3人の視点から物語を進めるのが意外と難しくて言葉の表現に迷いながら進めてきました。はなさんから頂いたコメントが嬉しくて、早く読んで欲しくてお話を更新しておりました(´˘`＊)読んで頂きありがとうございました♡ (2022年12月21日 6時) (
レス) id: 38f2a5f4e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - おつかれさまでした！最後までハラハラしながら楽しく読ませていただきました！更新スピードが早いので初めてとは全く思えませんでした！次回のお話も楽しみにしています。楽しい時間をありがとうございました！ (2022年12月20日 22時) (レス) @page46 id: 4d03858679 (このIDを非表示/違反報告)
奈那(プロフ) - はなさん» ありがとうございます！遅くなるかもしれませんが、お話更新してくいので待っていてください♪̊̈‧͙ (2022年12月10日 9時) (レス) id: 38f2a5f4e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 続きが気になりすぎます…！楽しみにしています！！ (2022年12月5日 22時) (レス) @page28 id: 4d03858679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈那 | 作成日時：2022年11月15日 22時
