第１７０話 ページ32
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《良かったぁ！今何処にいるのぉ？！》
「えっと､ここは……」
「「どこ？」」
「……東の海にある島のコルボ山だ｡」
呆れたように教えてくれるサボ君｡
「ですって！」
《いやですってって…誰かと一緒にいるのか？》
「弟に会えました！」
私があまりにも嬉しそうに話すものだから､タカさん達は黙りこくる｡
《……そうか｡良かったな｡今すぐ迎えに行くこともできるが､どうする？》
私とエトは顔を見合わせる｡
お前の好きにしていいという目で見てくるエト｡
私は少し微笑んで
「まだ…ここにいたいです｡もっと弟と一緒にいたいんです｡」
エースは微かに眉をピクリと動かした｡
《わかった｡船でお前達を迎えに行く｡一週間程かかると思うから､それまで弟とゆっくりしていたらいい｡》
《やっと再開できたんだもの！楽しんでねぇ！》
《A､エト､またあとでね…》
そう言って､ブツリと通信が切れた｡
三人の優しさに､心が温かくなる｡
「っていうわけで､暫くあなた達と一緒にいていいかな？」
そう言うと､あからさまに顔を輝かせる二人｡
「どんくらい一緒にいれるんだ？！」
「ダダン達に言わねぇとな！」
抱きついてくるルフィ君を抱える｡
ケルちゃんも跳びはね､嬉しそうだ｡
「エース？」
さっきから俯いているエース｡
すると私の近くに来て､服を遠慮がちに掴む｡
「……」
何かしてほしいんだろうけど､全く心情が読めない｡
私はルフィ君を降ろし､エースの頭を撫でた｡
もしかしたら､この子は人に甘えるということが､少し下手なのかもしれない｡
大人しく撫でられているエースを見てか､ルフィ君は口をあんぐりと開けていた｡
「あのエースが……！！」
「ルフィ､今はそっとしておいてやれ｡」
「そうだな｡んじゃ､俺らはダダンって奴の所にでも行こーぜ｡」
エトは軽く私に手を振りながら､サボ君達と行ってしまった｡
出会った頃は物凄く生意気だったのに｡
あっ今も生意気か⬅
それにしても､ずいぶん丸くなったなぁ｡
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リツ(プロフ) - 酒恋女さん» そんなにですか！！ご愛読ありがとうございます！この小説を読んでくれるってだけで嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
酒恋女 - リツさん！！！！！！！すっごく感動しました！！！！もう"ひまわりな君へ"を読むとき、片手からティッシュが離れませんでした！！！！！！！これからも更新を楽しみにしています！アンとえと！！！！頑張れ！！！！ (2018年3月22日 0時) (レス) id: 39f73519ea (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 三村友里亜さん» 嬉しいお言葉！励みになります！ありがとうございます､頑張ります！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
三村友里亜(プロフ) - 毎回楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - miチョコさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月22日 7時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツ | 作成日時：2018年1月13日 23時
