第１６９話 ページ31
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「えーっと､つまり生き別れた姉弟ということかな？」
「「そういうこと｡」」
サボ君とエトは､顎に手をあてエースをじっと見る｡
落ち着いた私達はこの場にいる皆に事情を全て話した｡
エースなんてあれから私にベッタリで離れてくれない｡
いや嬉しいんだけどね？
「にしても良かったなA！弟見つかって！」
「うん！」
自然と笑みが溢れる｡
するとサボ君が何故か赤くなった｡
「サボ？どうしたんだ？」
「ルフィっいやっ？何でもねぇよ？」
「(あーこいつ､Aに落ちたな｡)」
なんてエトが考えてたのも知らずに｡
「なあ…」
「ん？なあに､エース｡」
「Aってどういうことだよ｡」
「あー…それはね｡」
エースには､嘘偽り無く全て話した｡
鬼人のことも全て｡
「じゃあお前ら､一回死んでるのか？！」
「そうだよ｡」
エースを落ち着かせ､少し笑って見せた｡
「私さ､今はこんな姿だけど､これを解くと…」
鬼人化から､人間の姿に戻る｡
髪は黒から金色の髪に戻り､目は赤黒いものではなく黒目に､尖った耳も元に戻った｡
「……すげぇ…」
実はけっこう前から人間の姿に戻る事は出来ていたんだけど､海軍にバレないようにとの事で､鬼人化した状態でずっといたんだ｡
もちろん､人間の姿に戻れるということは､タカさん達もエトも知ってる｡
「でもエース｡私鬼人化解いてないのによく分かったね｡」
突然話題をふられてびっくりしたのか､エースは一瞬固まったが､気恥ずかしそうに俯いた｡
「だって…俺だってずっと会いたかったし…なんかよくわかんねぇけど､こいつだって思ったんだ｡」
…エースも同じ気持ちだったんだ｡
嬉しいなぁ｡
「なあ！なんでケルは頭が３つあるんだ？」
「ケルベロスは冥界の生き物だからだよ｡他にも一杯生き物が沢山いるんだよ！見たことないけど｡」
ケルちゃんと戯れるルフィ君をみて､頬が緩む｡
「ねぇエース｡ルフィ君達と暮らしてるの？」
「おう！それに俺らは盃を交わした兄弟なんだ！」
へぇ｡エースにも､信頼できる人ができたんだね｡良かった｡
《A､エトワール！無事か？！》
「「タカさん！」」
脳内にタカさんの声が響く｡
これはメーデルさんの得意な
突然話し出した私達に､エース達はビビっていた｡
まあこれ､私達にしか聞こえないからね｡
無理もないか｡
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リツ(プロフ) - 酒恋女さん» そんなにですか！！ご愛読ありがとうございます！この小説を読んでくれるってだけで嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
酒恋女 - リツさん！！！！！！！すっごく感動しました！！！！もう"ひまわりな君へ"を読むとき、片手からティッシュが離れませんでした！！！！！！！これからも更新を楽しみにしています！アンとえと！！！！頑張れ！！！！ (2018年3月22日 0時) (レス) id: 39f73519ea (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 三村友里亜さん» 嬉しいお言葉！励みになります！ありがとうございます､頑張ります！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
三村友里亜(プロフ) - 毎回楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - miチョコさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月22日 7時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツ | 作成日時：2018年1月13日 23時
