幼馴染みは対象外 (ページ28)

今日:28 hit、昨日:12 hit、合計:71,405 hit

幼馴染み 28 ページ28

観覧車はゆっくりと高くなっていく

『…今15分だ』

MB「後45分だね」←観覧車の角度の事

『なんかさ、2人きりって初めてじゃない？』

MB「うんうん。いつもサナとか…いたからね」

そっか…ビニオッパは私がサナのこと好きな知ってるから
なかなか踏み出せなかったんだ

『オッパ、私ね、今わかんないだよね』

MB「え？」

『自分の気持ちがブレブレで…こんな気持ちサナにも…ビニオッパにも失礼だなって…』

MB「そんな…失礼とか思ってない。俺は、どんな形でもAといれるなら、すげぇ幸せだから」

『…オッパ…私ねっ…オッパの事…好きになれるかなっ…サナ好きなの…辛いっ……』

MB「…バカ言うなって…しかも泣くなよ」
そう言って隣に来て肩を抱いてくれる

『だってっ…そっちの方がオッパもっ…！』

MB「無理に好きになられるのは嫌だ！恋って…しようと思ってするもんじゃねぇの。俺は10年でも20年でも100年でもAの事を待つことが出来るよ。だから…俺の事を好きになろうとしないで？それは…逆に辛いから」

『…ご…めん…』

MB「そんな怖い顔しないで？さっきも言ったけど、笑ったAが好きだから。俺は、これからもAを振り向かせるために努力するから！よし、落ち着いた？……よーし！セルカ撮ろうか！！！」←

たまにいい事を言うビニオッパにまた涙腺が崩壊しそうだったけど、いつものビニオッパに安心して、笑顔になる事が出来た。

MB「ハナ～トゥル～セッ！」
目が赤くなってるからブサイクになるなぁとか考えていると、
カシャッと切られたシャッター。それと共に頬に柔らかい感触。

『～～～～～っ/////！！』

頬を抑えてオッパを見ると
顔を赤くして「今回だけ許して？」って笑ってる

『ば、馬鹿じゃないの？！？！/////』

MB「ひひっ笑ごめんね？俺これ宝物にする！」

そう愛おしそうにスマホを眺めてるから
何も言えなくなってしまった。

オッパの横顔は夕日に照らされて
怖いくらい美しく綺麗で…

_チュ
MB「っ？！//」

気付けば頬にキスしてた

『ひひっ笑さっきの仕返し～』

そう言うと「オッパをからかうなよな？！」と怒りつつも
嬉しそうで

観覧車は笑いが尽きず終わり
MJオッパの車で泣き疲れた私と、
１日ドキドキし過ぎて疲れたらしいビニオッパは

爆睡して、その寝顔を見事にサナとオッパ達(MJ含む)に撮られていたとさ。めでたしめでt『めでたくねぇよおおおおお！！！！！！！！！！』←