【黒子のバスケ】部活帰りに流星見たら〇〇になってました。

変化再び 27 ページ28

もう日はすっかり暮れていた。




湿った空気が肌にまとわりつく。






部活が終わり、今は"どうしたら元に戻るか"という話題で持ち切りだった。






貴「ほんと、どうやったら皆戻るんだろうね」






私は洗い終わったボトルを拭きながら呟く。






緑(黄)「Aっちみたいに事故るとか？」





赤(青)「赤司以外死ぬだろ、それ」






いや、いくら赤司君だって轢かれたら……うん





苦笑していると、はっとした様子で黒子君が胸元で手を上げる。





紫(黒)「やはりあれじゃないでしょうか」





黄(緑)「あれ、とはなんなのだよ」





緑間君は眉を潜めて彼に視線を送る。


今度は赤司君が同じように何か気づいた様子で顔を上げた。






黒(赤)「ハッ!……王子の呪いを解くには」





青(紫)「お姫様(Aちん)のキス〜」





……いや、それ逆じゃ




と突っ込みたい私をよそに、話はどんどん進み







黒(赤)「誰が先に姫の唇を頂くか、勝負しようじゃないか」






なぜかジャージを羽織ってニヤリと口角を上げる赤司君。(暑くないのかな)←







全「「「賛成」」」






あぁ、誰か



このイカれた人たちを止めてください(切実)

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