【銀魂】お稲荷さんとお巡りさん【沖田総悟】

時が流れ… ページ20

沖田side


Aがいなくなってから数週間がたった


あれからあの神社は取り壊されることになった


取り壊される日見納めだと思い神社に行くと先客がいた




？｢おや、お兄さんも来たんですか｣


前に会ったことがある烏とかいうやつだ


沖｢俺が会いに来たのは綺麗な女のはずだったんだがねぇ…｣



そんな冗談を言い烏の隣に腰を下ろす



烏｢Aがいなくなって寂しいですか？｣

沖｢そりゃな｣

烏｢僕も寂しいです。大切な女を1人失って｣




こいつAのこと好きだったのか？



烏｢あれ？驚きました？って言っても僕の一方通行ですけどね｣


そう言って笑う


沖｢悪いがAは俺のモノだ｣


烏｢はいはい｣


烏は素っ気ない返事をする


烏｢おっと時間のようだ。ではお幸せに｣



強い風が吹き一瞬にして姿を消した



沖｢お前はいい女だからな、敵が多くて困りやす｣



誰もいない境内で1人つぶやく



瀬をはやみ岩にせかるる滝川の

われても末に逢はんとぞ思ふ



川の瀬の流れが速いので岩にせき止められた急流が
一度分かれても、またもとのひとつになるように、今は恋しい人と別れても将来は必ず結ばれると信じています

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