優越感(18話) ページ18
Aside
廊下を歩いていると乙とすれ違った
乙「沖田さんはやっぱり私のこと好きみたい。あんなことしたって無駄ですよ」
この前のキスのこと根に持っているみたい
貴「今日の朝、私沖田さんに呼ばれたの。あなた知らないでしょ?」
あの女は私が一番愛されているって優越感に浸っている
その優越感から引きずり下ろしたい…
貴「彼女がいるのに他の女と会うなんて、最低な男…」
悔しそうな顔をする
乙「もう沖田さんには会わないで」
は?
会わないで?冗談言わないでよ
貴「あなた男奪ったことないの?」
乙「それは…」
あるに決まってるよね
悪女はそのくらいして当然
貴「だったら文句つけないで。それに沖田さんが私に会いたいのよ…」
乙「そんなことない!私が一番愛されてる!私が一番なの!」
取り乱し始めた
そんなに一番になりたいの
貴「思い込みが激しい女…」
そう言って横を通り過ぎていく
沖田さんもあんな女のどこがいいんだか…
でも、まだ付き合ってて貰わないと困る
あっさり別れられちゃ奪いがいがないし
あいつの絶望した顔をみれない
もっと私を楽しませて
すんなりハッピーエンドなんて面白くないでしょ?
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麗(プロフ) - くくりさん» ありがとうございます! (2018年2月22日 18時) (レス) id: 9213169c82 (このIDを非表示/違反報告)
くくり - これはこわい(誉め言葉) (2018年2月21日 7時) (レス) id: 816acfcf07 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 恋雪さん» ありがとうございます! (2017年8月29日 7時) (レス) id: 9213169c82 (このIDを非表示/違反報告)
恋雪 - もう最高ですwすごいこの小説好きです!!これからもがんばってください! (2017年8月28日 21時) (レス) id: 550e625057 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - Kanoさん» ありがとうございます! (2017年8月26日 21時) (レス) id: 9213169c82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗 | 作成日時:2017年4月8日 22時