5話 ページ6
コンコンコン ガチャ
有馬がドアを開けると中から聞き覚えのある声がした
篠原「お、Aじゃないか」
「…篠原さん？」
アキラ「Aも呼び出されたのか」
「アキラさんに…什造まで？」
何かを一心不乱に描いていた
篠原「あー…ごめんね。1人にすると何をしでかすかわかったもんじゃないから…」
"あはは"と後頭部を片手で掻きながら苦笑い
有馬「とりあえず座って欲しい」
有馬が席を勧め私達は席に着いた
有馬「えー…夜遅くに集まってもらったのは」
"凛堂Aについてお二人の意見を聞きたかったからです"と聞いた瞬間心はドキドキしていた
「(あぁ…早退し過ぎたかな)」
そんなことを思っていると
有馬「学校を辞め、"黒ラビット"の追跡に専念してもらいたいと考えている」
耳を疑った
「え…早退の…件じゃない？？」
アキラ「ふむ…それは…いい考えだ」
篠原「いやぁ…でも一応高校は出といた方がいいんじゃないかな？」
有馬「えぇ俺もそれは考えました。でもAはCCG捜査官として働いていて学歴は関係ない。有能ならいつでも働けた方がいい」
"使えるならご老体も使う"と付け足していった
アキラ「有馬特等らしい考え方だな。まぁ確かにAは有能だ。それに…」
"学校辞めたいと自身で言っていたしな"と微笑んだ
篠原「随分Aを買うんだね…」
アキラ「何…女の勘というやつですよ篠原特等」
篠原「ふむ…まぁ真戸の娘が言うなら信じよう」
と、勝手に話を進められていた
「あの…黒ラビット…って？」
私は知らない。黒ラビットの存在を
有馬「…知らないの？」
と私をまっすぐ見た
「え…そんなに有名？」
アキラ「有名も何もアオギリの幹部だ」
モニターに映し出された写真を見た
「真っ黒な…ウサギのマスク？」
篠原「そう、通称黒ラビット。SSレートだよ」
篠原さんは顔を強張らせた
「…SS、レート…」
画面一杯に映し出された彼の羽赫はとても綺麗で
モニターから目を離すことができなかった
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ぴえまる - 泣いたぁ、、、すごい神作です、もうじゃんじゃか絢都君の作品作ってください！（土下座） (2021年3月27日 21時) (
レス) id: 5f8bad78b3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - こんな神作初めて見ました!! (2018年8月6日 10時) (レス) id: a7f7363153 (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 最後感動して泣きました!素晴らしい､､､!こんないい作品見たことなかった!これからもいろんな作品期待してます(#>ν<#) (2017年8月20日 11時) (レス) id: b36f274895 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - 澪海さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!本当、最後まで読んでいただいて感謝しかないです…もう一度アヤト君落ちで書かせていただきますのでもしよろしければそちらもよろしくお願い致します!!!! (2016年3月3日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
澪海(プロフ) - 完結お疲れ様です！最後感動しました！良かったです！ (2016年3月3日 1時) (レス) id: f7b705405a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜雪 | 作成日時：2016年1月12日 23時
