40話 ページ41
あれから数年経った
滝澤「Aー!!!資料終わった!!!!!」
「おー…そこ置いといて」
私は元気に働いています
アキラ「A、一緒にランチはどうだろう?」
「あー…いいです。今日は遠慮しておきます(ニコッ」
アキラ「そうか?じゃあまた今度誘うな」
私は笑顔でいるようにした
そうすればきっと…
「よしっと。今日はこの辺かな〜」
今日は天気がいい。屋上にでも出てお昼を食べるとしよう
行く途中、コーヒーを買って屋上へと急いだ
ガチャッ
「お、誰もいなーい!」
"ラッキー♪"と私は屋上へ出た
フェンスに近づくとCCGがいかに高層ビルなのか身を以て知った
「今日は晴れてるな〜良いことないかなぁ」
空を見上げると鳥が一羽気持ちよさそうに飛んでいた
「これが私の幸せなのかな…」
ボソリと呟いて少し寂しい気がした
?「なら俺がいれば幸せ?」
急にギュッと後ろから抱きしめられた
この声に聞き覚えがある
あの日を最後に聞いた声
何度も何度も呼んだ
何度も何度も思い出した
「アヤ…ト?」
アヤト「よぉ。ハト女」
"ただいま"と触れるだけのキスをした
「〜〜!!バカバカバカバカ!!!!」
"私がどれだけ心配して"と涙を流すと
アヤト「はっwwやっぱお前ブサイクだわwwしかもバカ言い過ぎだっつーの!」
ピシッとデコピンを1発
「でも…なんでアヤト生きてんの?」
"あの時確かに"そう。死んだはず。
アヤト「あー…説明ずっとめんどいんだよな〜まぁなんていうか…生きてるし結果オーライ?」
ガシガシと頭を掻いて片手でグッドサイン
「…バァカ!大好き!」
泣き腫らした目をしながら彼に抱きついた
アヤト「1人にさせてごめんな」
"愛してる"と囁いて彼はギュッと私を抱きしめた
「もう…私の前から消えないで」
アヤト「ったりめーだ。こんなブッサイクな女俺以外誰がAの隣にいるんだよ」
余計なことばかり言う彼ですが
「……ありがとう」
誰よりも大切で
誰よりも愛してる
私の彼氏である喰種です
「幸せにしてくれる?」
アヤト「言わせんなバーカ」
これから2人がどうなっていくのか
先の事はまだわからない
でも私はずっと何があっても貴方の隣で
貴方の側で愛していくと誓います
fin.
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ぴえまる - 泣いたぁ、、、すごい神作です、もうじゃんじゃか絢都君の作品作ってください!(土下座) (2021年3月27日 21時) (レス) id: 5f8bad78b3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - こんな神作初めて見ました!! (2018年8月6日 10時) (レス) id: a7f7363153 (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 最後感動して泣きました!素晴らしい、、、!こんないい作品見たことなかった!これからもいろんな作品期待してます(#>ν<#) (2017年8月20日 11時) (レス) id: b36f274895 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - 澪海さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!本当、最後まで読んでいただいて感謝しかないです…もう一度アヤト君落ちで書かせていただきますのでもしよろしければそちらもよろしくお願い致します!!!! (2016年3月3日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
澪海(プロフ) - 完結お疲れ様です!最後感動しました!良かったです! (2016年3月3日 1時) (レス) id: f7b705405a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雪 | 作成日時:2016年1月12日 23時