30話 ページ31
床を照らす、廊下の光を頼りに
私はただひたすらアキラさんを探した
「アキラさんどこにいっ((?「Aはな」…!?」
アキラ「ずっと1人だったんだ」
角を曲がろうとした時アキラさんの声がして咄嗟に壁に背をつけて隠れた
アキラ「滝澤二等、お前は知らないだろ?Aの過去を…Aが笑わない理由を」
明らかに誰かに話している、というより滝澤二等に話しているのが聞こえる
私は…アキラさんが私の話をしているからアキラさんの前には出ず、壁にもたれかかって話をただ黙って聞くだけにした
アキラ「そうだな…私とAが出会ったのは丁度3年前くらいか」
確かによくよく考えてみればアキラさんと出会ったのは丁度今頃の時期
アキラ「その時のAは喜怒哀楽が激しくてな。今じゃ想像つかないくらいやんちゃだった」
さすがに成長したからそんなことはないけど
滝澤「なんでお前が凛堂准特等の過去を知ってんだよ」
アキラ「話せば長くなるぞ」
フッとアキラさんが笑った声が聞こえた
滝澤「いいから早く話せよ…」
"はぁ"と滝澤二等のため息が聞こえた
アキラ「まぁそう急ぐな。Aとの思い出はたくさんあるんだ。どれから聞きたい?」
滝澤「嫌味かッとりあえず、どうやって知り合ったか。だな」
"そうだな"
アキラ「まずはその話からしよう」
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ぴえまる - 泣いたぁ、、、すごい神作です、もうじゃんじゃか絢都君の作品作ってください!(土下座) (2021年3月27日 21時) (レス) id: 5f8bad78b3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - こんな神作初めて見ました!! (2018年8月6日 10時) (レス) id: a7f7363153 (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 最後感動して泣きました!素晴らしい、、、!こんないい作品見たことなかった!これからもいろんな作品期待してます(#>ν<#) (2017年8月20日 11時) (レス) id: b36f274895 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - 澪海さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!本当、最後まで読んでいただいて感謝しかないです…もう一度アヤト君落ちで書かせていただきますのでもしよろしければそちらもよろしくお願い致します!!!! (2016年3月3日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
澪海(プロフ) - 完結お疲れ様です!最後感動しました!良かったです! (2016年3月3日 1時) (レス) id: f7b705405a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雪 | 作成日時:2016年1月12日 23時