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恋路3 ページ4

黒髪さんの言葉を聞いて、アーヤと短髪の男子が
こっちにやってきた。

立「悠紀?!どうしてこんな所に?!」
アーヤはひどく驚いた顔をして、私に言った。
どうしたものかと考えるも、特に何も思いつかず、私は黙ったまま顔をそむけた。

上「何だ立花、知り合いか?」
立「うん。私の親友の朴木悠紀。」
黒「この子がつけてきてた犯人だ。」
上「まじか、こいつが…。」

私そっちのけで会話し始めた三人。
もう、拘束されてないし逃げてもいいかな…。
いや、でも逃げたらまた捕まる気がする。
あの黒髪の人足速かったし。

〜5分後〜
話し終わったのか、みんなが私の方に視線を向けた。
あっ、ちなみに2分くらい前に別方向に行った二人も合流して、話してた。

アーヤが私の近くにきた。
相変わらず私は顔をそむけたけど。
立「悠紀、ごめんね。私…心配させてたんだね。」
そう言ってアーヤは私の手を握った。


彩side

黒木君の話によると、悠紀は私が心配で後をつけてきていたらしい。
最近ちゃんと話せていなかった私に、何かあったのではと。
忘れてしまっていたけど、悠紀は心配性だった。

黒「ねぇ、アーヤ。あの子とちゃんと話してみたら?」
立「うん…。そう、だよね。私話してくる。」
ちゃんと謝らないと。心配かけてごめんねって。
でも、大丈夫なんだよって。



悠紀side

昔からの癖だ。いつもそう。
アーヤが私の手を握るときは、不安なとき。
だから、私はいつもその手を握り返して
『大丈夫。アーヤは一人じゃないよ。』
そう言って笑う。

『ごめんね。つけたりなんかして。怖かったよね。迷惑かけたよね。本当にごめんね。』
立「ううん!私のせいだもの。謝るのは私の方。」
『アーヤのせいじゃないよ。私のやったことだし。』
立「でも、原因は私で…って。」
『これじゃ、らちが明かないね。』
立「お互い様ってことだね。」
そう言って二人で笑った。


少したってから、私はアーヤの手を放して、
他の四人に向き直る。
『さっきは、後をつけたりしてすみません。ご迷惑お掛けしました。』
若「いいや、アーヤの友達なんだろう。それに心配してなんだし。」
黒「まあ、びっくりはしたけどね。」
っと皆さん許してくれました。









これが私とKZの皆との出会い。
大部特殊だなっとは自分でも思う。
あれから私はKZの皆と友達になった。
すぐに受験シーズンとなり、会わなくなったけど。




ときは早いもので私たちは中学生になった。
これからはそんな私達の物語

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もみじ(プロフ) - 面白くなりそう!あーやーー!!!アーヤの親友になれたのでちょっと逝ってきますチ───(´-ω-`)───ン更新楽しみに待ってます!(`・ω・´)キリッ (2018年2月27日 16時) (レス) id: 1e70000bec (このIDを非表示/違反報告)
aika - アメリさん更新楽しみにしてます! (2018年2月26日 16時) (レス) id: 7dc8109ed9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アメリ | 作成日時:2018年2月24日 14時

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