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恋路2 ページ3

引き続き彩side


立「どうしてそんなことわかるの?」
黒「さっき少し後ろを振り返ったとき、ポニーテールが見えたんだ。」
そっか確かにポニーテールをしてるのは、基本的に女の子だもんね。

上「多分って言ったのは男でもポニーテールのやつがいるからか。」
黒「そういうこと。でも十中八九女だと思うよ。」
そっか。女子なら黒木君が負けるはずないし、大丈夫だよね。
黒「よし、じゃあいくよ。3.2.1.いけ!」


悠紀side

それにしても、つけてるのはいいけどどこに向かってるんだろう。こっちはアーヤの家とは反対方向なんだけど。
それに、さっき黒髪の男子がこっち振り返ってきたし。
やばい、見つかったかな…。そろそろ逃げた方が。

「いけ!」

あっアーヤが走っていっちゃう!
『速く追いかけないと…。』
走れば追い付くかな。隠れられなくなるけど。

「やっぱり女子だったか。」
えっ?黒髪のやつが路地裏からでてきたんだけど。それに、こいつ足速くない?確かに私が近づいてたけど、反射的にUターンしたのにすぐそこなんだけど。
もうダメだなこりゃ。

「捕まえた。大人しくしてもらうよ。」
『…はい。』
すごい声が低いし、笑顔が冷たいんですけど。
何かもう明らか怒ってますよね。
全然逆らう気になれないんですが。

「で、どうして俺達をつけてた。何が目的なんだ。」
‥‥これ言わなきゃだめかな。今思ったらすごく馬鹿げてると思うんだけど…。
まあ、目の前の人がめっちゃ怖いし腹くくるしかないか。

『私の親友が…アーヤが最近構ってくれなくなった。話しかけても上の空だし、理由を聞いても曖昧に返されるし。まるで何かに囚われてるみたいで。それで…。』
「心配してつけてきたと。」
『うん。』

はぁ…っとため息をついた黒髪さん。明らかに呆れてる。冷静になって考えると自分でもどうかと思うけど…。

「まあ、理由はわかったよ。」
そう言って後ろを振り返り、先ほどアーヤ達が曲がったほうに向けて、
「そろそろみんなでてきなよ。事情聴取は終わったからさ。」

みんなってことは…アーヤもいる!?
どうしよう引かれたかな。私なんて馬鹿なことしたんだろう。絶対嫌われた。…最悪だ。

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もみじ(プロフ) - 面白くなりそう!あーやーー!!!アーヤの親友になれたのでちょっと逝ってきますチ───(´-ω-`)───ン更新楽しみに待ってます!(`・ω・´)キリッ (2018年2月27日 16時) (レス) id: 1e70000bec (このIDを非表示/違反報告)
aika - アメリさん更新楽しみにしてます! (2018年2月26日 16時) (レス) id: 7dc8109ed9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アメリ | 作成日時:2018年2月24日 14時

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