好きだから、嫌いになる。 ym . in (ページ3)

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Ep.3 ページ3

伊野尾side

正直、半分は冗談な感じではあったけど、

意外にも山田は二つ返事でOKしてくれた。

しかも、荷物はまとめてあるからって次の日の夜から来てくれて。

「どうぞどうぞ、散らかってるけど」

「お邪魔しまーす。お願いしまーす。」

適当に荷物を置かせると、山田はキッチンへ向かった

「伊野尾さん、腹減ってます？」

「まぁ。え、山田料理できんの」

「得意って訳じゃないですけど、一人暮らし長かったんである程度は。冷蔵庫にあるものでテキトーに作りますね」

そう言うと、手際よく何かを作り始めた

やばい、こいつ出来るぞ

「山田ー、洗濯とかできる？」

「はい。タダで住まわせてもらってるんで、家事とかは任せてください」

やばいやばい、こりゃあすげー人材を俺は家に招き入れてしまったみたいだな

「家政婦の山田！なんちゃって」

「あんまりやらなさ過ぎると怒りますからね」

「了解しました」

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