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Ep.18 ページ18
伊野尾side
足取り重い中、誰もいない暗い家へ帰ってきた
ただいま、なんて呟いても返ってくる言葉はない
そういえば、夜ご飯作ってあるんだっけ
冷蔵庫を開けると、ラップのかかった料理が入っていた
「······はぁ、うまっ」
こんな時でも、山田の料理は美味い
ひとくち食べる度に、あいつとの毎日が思い出される
あいつ、どんな顔して俺に告白したんだろ
男に告白なんて、相当な勇気が必要だよな
····それなのに俺は、一方的に感情ぶつけて、1人にしてだなんて、
「っあー、もぅ！」
玄関を飛び出して、どこにいるかも分からない山田を探しに走った
自分でも、なんでこんなに必死になっているのか分からない
でも、今山田を1人にしちゃいけない気がして
ちゃんと自分の気持ちを言わないといけなくて
分かんないけど、わかんないけど、
今すぐ山田に会いたい
_&
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作者名：ナギ.×
| 作成日時：2018年6月3日 1時
