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Ep.13 ページ13
伊野尾side
「とにかく、本気で好意を持たれたら困るんだよ。」
山田の迫力に、俺を好きな男たちはみんな黙ってしまう
んー、やっぱなんで山田がここまで言うのか分かんないな
タダ飲みがズルいのかな？
『······分かった。もうそういう目では見ない。飲み会も、早い時間で切り上げるようにする。だから、俺たちをファンクラブという形で認めてくれないか』
「んー、許す」
「いや、許すんかいっ！」
おいおい、思わずツッコミ入れちゃったじゃねぇか！
ファンクラブという形に満足したのか、会員？たちはみんな帰っていった
やっとこっちを振り向いた山田も、どこか満足そうな顔をしている
「伊野尾さん、びっくりしました？昨日のキスは」
「え？」
「アレ、···冗談、ですからね、ははっ」
「いやっ、おまっ、笑い事じゃねーしっ！まじでビビったぞ！うわ焦ったぁー」
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作者名：ナギ.×
| 作成日時：2018年6月3日 1時
