愛シ愛不足。JUMP × JUMP (ページ8)

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溺れちゃった incn ページ8

前作オトナより

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知念side

黒板に数字を書く、先生の指先に惚れた

授業中に先生がこっちを見てくれる度に、目線で好きと伝え続けた

窓側いちばん後ろ、先生との物理的距離はすごく遠い

｢テスト、今回も100点だね、おめでとう｣

｢ありがとうございます｣

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好きだよ伊野尾先生、狂おしいくらい

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｢良い子だね、···ほら、自分で動いてごらん？｣

｢っ···、ふ、ぁっ、んあっ！｣

｢シーっ、声出しちゃダメでしょ？ほら、ワイシャツ噛んでてね｣

ワイシャツの裾を噛んで必死に耐える、伊野尾先生の膝の上

放課後の準備室、最初に誘ったのは僕
僕の誘いに驚きもせず、あっさりと身体を解いてくれた先生に気を良くしていたのに

何度身体を重ねても、全然伝わってこない、先生の好き

それに気づいてからは終わるたびに後悔してしまう
でも先生が好きだからやめられない

優しくて、仕草も声も、全部が優しくて
それなのに、なんでなの？

ねぇおねがい

0.03ミリの壁なんていらないから

｢すきっ、···っ、いのおせんせ···っ！すきだよ···！｣

｢かわいいね｣

ちゃんと、ナカまで愛してよ

僕が苦しくなるくらい、····愛してよ

奥に出したっていいから、お腹痛くなったっていいから

いのお先生が理由だったら何だっていいから

｢溺れちゃったね｣

溺れた僕が、負けなの、？

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