モブヤンキーの逆襲 tk × in

・倍返し # ページ46

伊野尾side





金曜日はたかきの家に泊まることが増えた


そして比例するようにそういうことも増え、俺の腰は死ぬ





たかきが風呂に入っている間、先に入った俺はベッド
でゴロゴロしながらゲーム中


いつも負けてばっかだからコソ練していると、上半身裸で戻ってきた






「たかきー、ゲームしよーよー」


「んー、」





雑に頭を拭くと、俺の手からコントローラーを奪う





「あ···」


「先こっち」





後頭部に手が回されて近づく顔


抵抗することなく目を閉じれば、すぐに唇が触れ合う



絡まる舌は熱くて、たかきの首に腕を回せば優しく押し倒された





「どうせ脱ぐのになんでパジャマ着てんだよ」


「別に、するか分かんなかったし···っ」


「ふっ、嘘つき」





意地悪を言う唇をこっちから塞げば、たかきは嬉しそうに俺の服に手を掛ける



素肌を撫でられただけで背筋がゾクゾクして、俺の身体は簡単にたかきの手に反応してしまう





「う、ぁ··っ！」


「だいぶこっちも慣れてきたよな」





一気に指が2本入ってきて、中でバラバラに動く



イイトコロに当たる度に腰が浮くのが恥ずかしくて、思わず腕で顔を隠した





「はいはい隠さないのー」


「あ、やっ、」





隠す腕を外されて、その手をギュッと握られる



たかきがまた覆いかぶさってきて、耳元で囁いた





「挿れてい？」


「ん、はやく····っ」






プルルルル······プルルルル····





「え、」


「悪ぃ俺だ」





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