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story.83 ページ33

しばらく沈黙が流れる




















そんなの…私だってわかんないよ





















私だって、本当の好きな人を知りたい





















沈黙を破ったのは北山さん





















「淡い光を…纏うように咲く花…知ってるか?」






















玉森くんに聞いているのか






















私に聞いているのか





















それとも





















自分自身への問いかけなのか





















わからない























答えないのもアレだから、私が答える





















「わから…ないです…」





















「玉森は?」





















「…花とか詳しくないんで、わからないです。」





















北山さんがふっといやらしくない笑い方をする


























































































「シロユリだよ」

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作者名:yuu- | 作成日時:2017年12月12日 11時

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