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story.82 ページ32

朝を迎える




















日曜日だから休み




















いつのまにかベッドについていた



















北山さんは横で気持ちよさそうに眠っている




















電気の隣を見ると私の携帯に通知がたくさんきてる










'' 着信が13件ありました。''





















ロックを解除すると玉森くんからのメッセージがたくさん




















''Aさんまだ〜?''




''お腹すいちゃうよ〜''




''もしかして、寄り戻したとかないよね?''




''見たらいつでもいいんで、連絡ください''














などといっぱい来ていた




















言えないよ…まさか別れ話をする予定だったのにしちゃったなんて…




















でも、電話はしないとって事で玉森くんに電話をする




















「…もしもし」



















「もしもし、Aさん何してたんですか?」



















言えない…





















「…ごめん…なさい」




















「…はぁ、こんぐらいの時間に気づくって事はしちゃったんでしょ?別れ話もしないで」




















図星すぎて、反応ができない




















「聞きたいことがあります」




















「なに?」




















いきなり、後ろから抱き締められた




















「だれ?」




















北山さんの寝起きの鼻にツンッとかかった声




















そして、携帯の画面を見て人を確認される




















「玉森か…」




















そう言った瞬間、北山さんの手で胸を優しく包み込まれる



















優しいから焦らされるようにされて声が出そうになる


















「んっ…」























「…Aさんいい?」




















携帯から声が聞こえる









きっと、北山さんにも聞こえた






















































































「俺と北山さんどっちが好きなの?」

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作者名:yuu- | 作成日時:2017年12月12日 11時

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