僕たち問題だらけの兄弟です4 【stpr】【stxxx】 (ページ40)

今日:25 hit、昨日:21 hit、合計:10,862 hit

8-4 ページ40

。

右手で私の顎を上に向かせ、左手で私の腰に触れた。

『あ…あっ……』

鬼ごっこだなんて思ってない。永遠に貴方とはお別れしたと思っていた。

「ああ、A可愛いよ。もうA愛してる」

そう言ってまさとは私にキスをした。

突然の事で固まった。男の人とキスなんて初めてで、ましてや好きでもない人となんて。

まさとはそのまま私の口内に自身の舌をねじ込んだ。

『んっ…！』

必死にまさとを押して離れようとするも、むしろ押し倒されて余計逃げにくくなる。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。

嫌いな男の舌と触れている感触がすごく気持ち悪い。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。

息も苦しくなってきた頃、やっとまさとの口が離れた。

「ふふふっ、Aのハジメテ、美味しかったよ♡」

私は恐怖で声が出ない。助けを呼びたいのに、すぐ近くにいるのに気づいて貰えない。

お願いだから誰が起きて。助けて。

「えへっ、こういう隠れプレイも嫌いじゃないよ」

そう言ってまさとはまたキスをした。さっきよりも舌の動きがゲスで気色悪い。その上、片手で私の両手首を掴み、もう片方の手で太ももや腰を撫で始めた。

擽ったくてビクッと体が反応する。こんな男の手に反応なんかしたくないのに。

「A、可愛い。ほんとに好き」

まさとは私の服の中に手を入れ、胸を掴んだ。

『ぁう』

胸を掴まれて我慢しようにもできず、小さく呻き声のようなものが洩れる。

まさとは満足そうに笑い、ゆっくりと揉み始めた。

「触られるのハジメテ？ほんとウブだね」

そしてまさとの指が胸の上部へ上がっていく。

触らないで。気持ち悪い。

まさとの指が突起物と擦れた。

『あっ』

そのままくっと潰され、摘まれ、擦られる。

『あっ…んんっあっやぁっ』

「えへへ…」

擽ったくてイライラする。この憎たらしい顔を引きちぎってしまいたい。

私が抵抗するように体をひねると、ギシッとソファが軋んだ。

「ん…？」

その音で起きたのか、隣でむくりと起き上がったのはジェルだった。

ぼーっとした目で一点を見つめている。

『じ……ジェルっ』

私は調子のおかしい声で名を呼んだ。

「姉ちゃん？」

ジェルが振り返った。一瞬眉をひそめ、首を傾けた。

「おい。誰や？」

まさとは動かない。ジェルの眉はきつく寄せられた。

「おい。その服ん中の手は何に触れてるん？」