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+及川side




サンチューの家を出て、岩ちゃんと帰路につく




及「今日行ってよかった。

サンチューといろいろと話せたし、部活に入るのも断られなくなったし」



岩「まぁあれだけしつこくしてたら、嫌とも言えなかったんじゃないか」



及「サンチューは しつこいだなんて思ってない って言ってたじゃん」



岩「まぁ言ってたな。


でもそれは山中が優しいからそう言っただけじゃないか?」



及「サンチューは優しい……そうだね。


全てを曖昧に言って相手を不快に思わせない優しさだけじゃなく、物事をはっきり言って分からせる優しさも持ってるよね」



と言っても“全て“を曖昧に言って不快に思わせないっていうのは優しさではないと思うけど



岩「見学のときはそうだったな。気を遣って誉めることばかり言って、本心は隠してって感じだったな」



見学のときはマッキーとまっつんもいて、知らない人だったから本当に思ったことは言わなかった
…俺たちを知り合いだと思ってないからっていうのもあるんだろうけど


まぁ結局は言わせたけどね




岩「明日からも山中のクラス行くのか?」




及「もちろん。

もっと押せば折れてくれるかもしれないし」



心を折るって意味じゃない
『わかったわかった入るよ』って言わせるって意味




しばらく無言のまま歩き、もうすぐ別れるというところで「あ」と岩ちゃんが思い出したように声を出した




岩「そういえば、山中が夜飯作りに行く前、“家出御曹司”の話してだろ。



名前が…って言いかけてたのはなんだったんだ?」




及「あぁ、あれね。



報道されてた“家出御曹司”の名前が友達と同じ名前だったんだよね」



岩「友達?クラスのやつか?それともバレー部の誰かか?」




及「クラスも違うしバレー部でもない、友達」





岩「…もしかして」









及「そう、 山中 A



サンチューと同じ名前だった」




岩「山中と…いやでも偶然だろ。


まさか“家出御曹司”が山中なワケ…」




及「偶然…ね」




自分で払っていると言っていたあの家は、貯金とバイト代で払っていると言っていた

その貯金は実家にいたときに貯金したものだろう

あの広い家を借りることができるぐらいの貯金があった


それにあの電話…


俺を捜すな


そう言っていた




本当に偶然同じ名前だったのか…



及「ま、いつか分かるんじゃない?」



岩「…そうだな」




俺たちはそう話して別れ帰宅した


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舞蹴(プロフ) - 777さん» いえいえ、いいじゃないですか裏キュー!センスなくないですよ!あと物凄く遅くなってすみません!!!! (2018年6月23日 20時) (レス) id: 48742049bc (このIDを非表示/違反報告)
777 - 舞蹴さん» 裏話 ハイキュー 略して裏キュー センスねぇーw (2015年6月27日 20時) (レス) id: 1bd62eb53b (このIDを非表示/違反報告)
舞蹴 - 777さん» 777さん!いらっしゃいませ笑 裏話 ハイキューのあれって言ったのは、本当に言葉が出てこなかったからです。記憶力乙← こんな地味に作った方にも来ていただいて、本当に嬉しいです。ありがとうございます! (2015年6月6日 22時) (レス) id: 20c16e4762 (このIDを非表示/違反報告)
777 - 呼ばれてないのにじゃじゃじy(( こっちも来ました ハイキューのあれの意味が調べてようやく分かった人です 分かって良かったのかな? 更新楽しみにしてます^^ (2015年6月6日 17時) (レス) id: 1bd62eb53b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞蹴 | 作成日時:2015年6月2日 22時

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