episode ページ13
フロイド「あーあ、考えてもわかんねぇし考えんの疲れた〜!」
あの後ずっと考え続けて
フロイドが上げた声で我に帰る
時計を見ると既に10時を回っていた
自分の膝に目をやるとまだ変わらず眠っているA
ジェイド「もう夜も遅いですし、そろそろ戻りましょうか。」
アズール「そうですね。....A、起きてください。A。」
部屋に戻るため起こそうとAの肩をゆさぶる
しかし、何度声をかけても肩を揺さぶっても起きる気配がない
ジェイド「起きませんね。」
フロイド「A〜?起きないと食べちゃうよぉ〜。」
ジェイドが覗き込み
フロイドが頬をツンツンと指でつついても起きる気配がない
アズール「よっぽど疲れているんですかね...。そういえば、すごい勢いで飛び出していっていましたし、何かそれと繋がりがあるんでしょうか。....フロイド、Aお願いしてもいいですか。」
フロイド「いいよぉ」
僕の腰に巻きついている腕を解いて
フロイドがAを抱き上げる
その際中も起きる様子はないがフロイドの胸元に顔を埋めている
本当に疲れて眠っているだけみたいで少しだけ安心していると
Aの携帯を見ていたジェイドが口を開いた
ジェイド「どうやら、トレイさんから連絡があったようですね。『助けてくれ』と記載されている時間帯とAが飛び出した時間が一緒です。」
シレッと携帯確認してるのは
Aから了承を得ているので特に問題は無い
アズール「なるほど、、後でお話を伺う必要がありそうですね。まぁ時間も遅いですし、とりあえず今日は休みましょうか。」
ジェイド「承知致しました。」
フロイド「早く行こ〜?俺もう眠いし」
そう言ってそそくさとVIPルームを出るフロイド
それに続いてラウンジの戸締りをして
寮へと向かう
フロイド「ねぇねぇ、Aさ。なんか匂いおかしくねぇ?」
歩きながら言うフロイド
すんすんと匂いを嗅いで頭にはてなマークを浮かべている
ジェイド「匂い、ですか?」
アズール「僕には特に変わりはないように感じますが。」
少し顔を近づけて匂いを嗅いでみても
特に普段と変わらない匂い
ウツボの嗅覚は僕よりもいいから何か感じるのかとは思ったが
ジェイドも特に何も感じてないようだ
フロイド「ん〜、オレの勘違いかなぁ。まぁいっか♪」
ガチャ
ジェイドがAの部屋の扉を開ける
部屋に入ってフロイドがAをベッドに寝かせた
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まいまい - すごく面白くてこーゆうタイプの話が大好きです!更新待ってます! (2020年8月15日 22時) (レス) id: bd5b6bf448 (このIDを非表示/違反報告)
告 - リドルたちの寮はハーツラヴィルではなく " ハーツラビュル " です (2020年8月6日 18時) (レス) id: 772e113f29 (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - ユニーク魔法かっこよすぎません!?素敵です。.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2020年8月3日 3時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - こういう話すきです!続きが気になりすぎて夜も眠るやない(^^) (2020年7月30日 3時) (レス) id: 18c7dd53d7 (このIDを非表示/違反報告)
潮凪(プロフ) - お久しぶりです!続編待ってました!これからも頑張ってください! (2020年7月28日 22時) (レス) id: 17573800a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 x他1人 | 作成日時:2020年7月28日 1時