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誇りが33つ ページ35

「……は?」









『シィィィ……シィィィ……』





「な、なんで……術は、効いてるはず……」









『地の呼吸……

参ノ型 万物斬』









ジャキッ……ドゴォオン!!








「!……は、ははっ!どこを斬ってるのかしら?岩なんか斬っても何にも……」









.









『五連』









ドゴォン


ガンッ


ザシュッ


シュッ









『さよなら』




ドガァァァァンッッッ!!!









「キャァアアァ!!な、何よ!?頚が……!!頚がぁぁ!!」




『っ……ふぅ、ふぅ……シィィィ……シィィィ……』









『強かったよ。強くなってたよ。でも




所詮醜い生き物だ』









「!嫌……嫌ぁぁぁぁあああ!!!!」









今度、、こそ……やったな。









『がはっ……』ボタボタ





出血が止まらない。刺された所も、頭痛も……恐らく脳打撃が酷い。思考もままならない。体内の各器官が異常をきたしている。







『きょ、じゅろ……!!』









急げ、己の怪我など捨て置け。片割れを助けに行かねば……!









.









.









.









.









『杏寿郎!!!!!!』

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作者名:すみた先生 | 作成日時:2020年10月25日 19時

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