逃走中の特級(仮)呪術師【文スト】×【呪術廻戦】

『7話』五「もう7話か」『まだまだだけどね』 ページ10

『で？何の用だよ、五条。』

五条「いや、あの…今カフェの中だよね？」

『おう、やっぱお前ストーカーだな？』

五条「いや、勘だけど…」

『そうだな、私料理出来ないし。』

太宰「えぇ…」

国木田「…ああ、うん……」

五条「ちょ、今誰といる？」

『え?包帯の人とナナミンみたいな人』

国木田「ナナミンみたいな人って…」

太宰「多分国木田君。」

五条「ああ、その人…って包帯の人！？」

『え？』

五条「あの…あの！」

『おう、誰かに口封じされてるんだな』()

五条「……気を付けろよ？」

『気を付けるってwお前は寂しがり屋の次は心配性かよ。ウケる。』

五条「はぁr」ﾌﾟﾂｯ

『……ふぅ。』

太宰「気を付けろって、あのマフィアの事かい？」

『ん？ああ、そうですね。マフィアの事です』

国木田「…もしかして、ポートマフィアと何か関係が、」

『ないです』(即答)

国木田「お、おう…」

太宰「……君、」

『なんすか？』

太宰「……綾瀬Aって、知ってるかい？」

ゾクッ、と背筋が凍る気がした。
ああ、やっぱりこの人たちはマフィアなのか？
でも国木田…とか言う人は違う。

でも、この包帯はマフィアかもしれない。

国木田「…太宰貴様、真逆この娘が綾瀬Aとでも言うのか？」

太宰「いいや？」

『…』

だとしたらヨコハマ全体に広まってる可能性は高い。
隠さねば。

『…誰ですか？その人。ヨコハマ引っ越したばかりで、分からないのですが…』

国木田「ああ…あの”ポートマフィア”を”異能では無い何かで殺したと噂の綾瀬A＿＿＿。経歴も、住所も不明。名前と性別、見た目のみ。」

『…』

いや、見た目わかるなら分かるだろ。私だよ、綾瀬A。

国木田「で、今。ポートマフィアに狙われている為、探偵社が何とか保護しようとしている所だ。」

『探偵社？』

太宰「おや、聞いたことないかい？武装探偵社。」

『さっきも言いましたけど…引っ越したばかりなので分かりませんね。』

太宰「異能力集団だよ。」

『…！！』

国木田「…その反応は、知っているのか？」

『異能力、か……お聞きしたいことがあるのですが、』

太宰「なんだい？」

『ちょっと待って下さい…』

スマホを漁る。
いっその事バラしちゃえ、と言おうとしたが、
ポートマフィアに確保された方がちょっ面白い気がしたので、芥川龍之介の話題にする。

『芥川龍之介、って知ってます？』

国木田「…あの指名手配犯、ポートマフィアの狗がどうした？」

『文字数きちぃ』中「タンスの角に小指ぶつけた方がきちぃよ」『え、待ってさっきぶつけた…』→←『うわぁあああ！』五「…何、うるっさい。」『急な辛辣やめよ？』家「ちょっと五条は今、落ち込んでるんだ。理由は知らん」『どうせカップ麺零したとかそういうのだろうなぁ』五「なんでわかった？」『マジかよ』

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