逃走中の特級(仮)呪術師【文スト】×【呪術廻戦】

『あ、ちょっ五条さん台詞借ります』五「ア、ハイ」『嫌そうな顔すんなよ』五「…だって()」中「気分を害する可能性もあります」『えっちょ』 ページ16

中原中也side

さっきから此奴は、
呪いだの負の感情だの言ってるが…
まるで何言ってんのか分からねェ。

とりあえず理解出来てんのが、此奴が呪術師だってこと。そんで、あの変死体は呪霊？呪い？の仕業だってこと。

…そんなとこか？
ああ、そうだ。彼奴は異能力じゃなくて、術式？で俺の部下を殺したと言っていたな。

『…俺は信じねぇぞ？』

綾瀬「まだ分からないの？だったら実際に体験してみる？」

『はぁ？どうやって、』

綾瀬「手、出してー」

『……は？』

綾瀬「ほらほらー早く早くー。」

『……だから体験って。』

綾瀬「手を出さないと体験できないよ？いいのかな？信じないままで。」

確かにそうだ。
俺は彼奴の言葉を理解出来ていない。
なら実際にやってみた方が理解出来るかもしれない。いや、俺は信じてないけどな。
そして、此奴……

『ッ……手前！！』

綾瀬「信じないままでいいんだね？」

想像以上、否、糞太宰のようにウザイ。
何だ？俺の周りは青鯖みてぇな奴しか居ないのか？

これ以上拒むと話が進まない気がしたから、

『………ｯﾁ｡』

手を出し、綾瀬Aの手に触れようとする。

『………！！』

手に触れようとして、あと数センチで届くはずの手が何か、動かない。

綾瀬「中原が触れたのは私との間にあった”無限”だ。」

『……無限？』

綾瀬「そそ。無限。私の術式は”無下限呪術”。無限を操る。とでも言おうか？」

『無下限呪術…どっかで聞いたことがあるような無いような。』

綾瀬「まぁねー。で、私はこのまま中原に触れることもできるけどね。」

綾瀬Aは無限？とやらを解除し、俺の手に触れた。

『ッ、』

綾瀬「照れるなよ、こっちまで恥ずかしくなる。」

『…照れてねぇよ？』

綾瀬「そこはノろうよ。」

……綾瀬Aは相当のやり手だということが分かった。

綾瀬「あ、あと私の言ったこと内緒にしといて。別にしなくてもいいけど。”うっかり殺しちゃった☆”とでも伝えといて」

『誰がそう伝えるかよ、莫迦かお前は。』

綾瀬「別に伝えてもいいけど、ポートマフィア内だけにしてな。広まると色々面倒なことになんだよ。」

『…面倒なこと？』

綾瀬「武装探偵社みてぇな感じ。」

『ああ…お前の言ったこと全部伝えておくわ』

綾瀬「え、ちょ」

俺は部屋から出た。
まぁ彼奴のその後なんて知らねぇ()

……ちょっと顔が赤くなっちまったのは別の話。あれは誰でも照れるだろ普通。()

『中原の口調あってるか心配』太「いや、それより私は攻めが君だとは思わなかったよ。」『五条に教わりました』東「俺にも教えてください先生」『おぉ、東堂じゃん』→←『社会の不適合者、その名は綾瀬。』伏「頼りない先輩の代表ですからね」宿「よく言った伏黒恵！」『初登場がタイトルは草』虎「宿儺にまで認められる先輩すご…」『フンっ』ドヤァ

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