From longing to love ２ ーKEIー

練習 3 ページ7

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「練習って？」




言葉の意味が理解できない…







『こういう事』






慧くんの顔が近づいて来て触れた唇





　少しビックリしたけど、



慧くんから求めてきてくれたことが嬉しくて身を委ねる







いつもと同じ触れるだけのキスを繰り返す






　ふと、ペロッと唇を舐められた感覚がした



それに驚いて、ピクッと反応してしまった私







その反動で口を開けると、口内に入ってきたねっとりとしたもの






　驚いている時間なんてない。




　慧くんの舌が口内を荒らす








でもちょっとまだ慣れていないのか、初々しい



　私もこんなキスするのも初めてだけど







さっき映画で見たみたいに、私も慧くんの舌に自分の舌を絡める





　今までに感じたことがない感覚







触れるだけのキスよりも、こっちのキスの方が断然気持ちいい…







「んっ…」





ちょっと苦しくなって、慧くんの服の裾を掴む







「慧くんっ、くるしぃ…」







私の言葉と同時に離れた唇







『ごめん…つい…///』



「でも慧くんからキスしてくれたの初めてだったから嬉しかった///」








恥ずかしさを紛らわすためか、再びテレビをつけた慧くん






『さっきの続き見ようか//』




「なにこの温度差(笑)いいよ、見ようか」








慧くんらしいかもって思いながらさっきの映画の続きを見た

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