甘いけど冷たい ５ ページ22
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慧くんが仕事終わるまであと5分
時計をチラチラ確認する
もう勉強が手につかないぐらい時間が気になってしょうがない
アイスコーヒーを飲むと、
さっきの甘い雰囲気で上がった体温が下がった気がした
すごい冷たい…
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・
―5分後
『A、終わったよ』
「あ、うん」
勉強道具を片づけ、待っている慧くんの手を握ろうとすると、
拒否られた…
『知り合いの従業員に見られたくないからさ…//』
別に見せつけてやればいいのに…
店の外に出てから手を繋ぎ、駅へ向かう
「それより、なんでここで働いてるって教えてくれなかったの？」
『教えたら絶対来るじゃん！』
「うん、行く」
『眼鏡も外してるし、自分が働いてるところなんて恥ずかしいからさ…//』
前よりは明るくなったけど、
恥ずかしがり屋なところは変わらないのか
「もう夏だね、暑い〜」
『僕の一番大嫌いな季節が始まるよ…はぁ…』
慧くんは日光が苦手らしく、必ず日焼け止め、日傘を持ち歩いてるらしい
女子力高すぎでしょ…
ヴァンパイアかよっ
・
電車に乗って先に降りるのは私
私も慧くんと同じ所に住めば良かったな…
【まもなく○○駅〜】
アナウンスが流れてちょっと落ち込む
まぁ、今日会う約束はしてなかったんだけど、もうちょっと二人でいたかったな
「慧くん…」
慧くんの肩に寄りかかる
「明日も会える？」
『明日はちょっと…』
ちょっと…って理由気になるけど
慧くんらしい答えだな
最後に慧くんの柔らかい頬をつねってから電車を降りた
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なっつん(プロフ) - おっと、山田くんの存在を忘れておりました(･･;)こちら昔書いた作品の修正版なので、どこかで山田VS伊野尾のお話入れますね。もう少しお待ちくださいm(__)m (2017年3月26日 13時) (
レス) id: bba7de7533 (このIDを非表示/違反報告)
いのたん - この小説、度々伊野ちゃんがキュンキュンさせてくれて本当に良いですね〜。気になる事があったのですが山田くんは、、、何処に、、、。山田くんVS伊野ちゃんのシーンも見てみたいですよね〜！！！ (2017年3月26日 10時) (レス) id: 60fa9be6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっつん | 作成日時：2016年2月10日 18時
