プロセカ短編集｢神代類｣たまに天馬司

続き ページ3

in医務室


佳奈「………………」

類「佳奈くん、怪我はないかい？ボールで足をくじいたり転んだ拍子に頭を打ったり手首をひねったり…助ける為とはいえ付き合ってもいない男が押し倒したりしてしまって申し訳ないね。気持ち悪いだろう。それに……その……」(ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ)


佳奈「だ、大丈夫だから！たすけてくれてありがとう。体はどうってことないの。押し倒されたのも全然気にしてないし！？キスされたのだって別に嫌じゃなかったしむしろこっちの方こそごめんって言うか？」(ｱﾀﾌﾀ)

類「え？」

佳奈「あ、あれ？私、何、言って……」
佳奈「ｶｧｰ//////
い、今のは忘れて！！」

佳奈 (最悪、なんで言っちゃうの私のバカ！！絶対に類くんは私の事好きじゃないってわかってるのに、この気持ちはバレちゃいけないのに……)

類「佳奈くん」

佳奈「な、何……ﾝｯ」ﾁｭｯ
｢あ、…え……？なん、で……｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

類「悲しい顔をしないでくれ」

佳奈「ｯｯでも…！」

類「ねえ、好きだよ」

佳奈「…………え？」

類「いつも君と喧嘩ばかりしてしまって、家に帰ってから後悔するんだ。あぁ、なんであんなことを言ってしまったんだろう、もっと優しく言ってあげられなかったのか、とかね」

佳奈「そんな、私の方こそ、いつも可愛げ人のないことばっかり言って…

私も類くんのこと、好き ずっと好きだった
でも、嫌われてると思って、この気持ちは、隠さなきゃって、ずっと…」

類「僕はなんて、幸せなんだろうね
佳奈くん、いや、佳奈」

｢僕と付き合ってください｣

佳奈「ッはい！！」

えむ「すーーーーーーっごく、わんだほいだねっ！！」

寧々 ｢あ、えむ！｣

司「遅いから何をしているのかと思えば……まったく」

寧々「おめでとう、2人とも」

佳奈「みんな……
ありがとう！」ﾆｺｯ

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