ねえ、みっくん 【avntis】

33 ページ33

.





歩いて3分でつくちっちゃな公園。
よくえいちゃんとみっくんと3人であそんだなあ。


小学校入ってからはそらも混じって鬼ごっこしてたっけ。
なつかしい。







み「わ〜、やっぱなんも変わってない。」








「なんか、なつかしい。」








み「ねっ、」







みっくんは、懐かしむ私の顔を覗き込んだ。




「昔のみっくんはこんな背も高くなかったしもっと可愛げあったな〜。」



みっくんの頭の上に手をかざして、身長の高さを改めて実感する。
こんなに身長差なかったのに。ちょっぴり寂しい。

みっくんはその手を掴んで、




み「Aだってこんな事言う子じゃなかったよ？」





て言ってわらった。









み「ね、ブランコのろ！」





そのまま掴んだ手を引っ張って、ブランコへ走るから、ほんとにみっくん風邪引いてた？て疑ってしまう。
元気いっぱいだね、よかったよかった。









み「ブランコ２つしかないからよくえいちゃんと3人でじゃんけんしたよね。」




「したね、でも結局えいちゃん勝っても譲ってくれたりしてさ、」




み「優男だな〜〜ほんと。」





「みっくんだって二人乗りしよっかって言ってくれたよ。」





み「え、まじ？覚えてない。」





自分で言ったことなのになあ、
みっくんらしいや

34→←32

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す