ねえ、みっくん 【avntis】

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昇降口で靴を履き替えて、3人で学校を後にする。





なんだよ、2人ともいつのまにか靴までおっきくなっちゃってさ。
ちっちゃい頃はみんなおんなじくらいだったのに。






み「ほら、足ちっちゃいの気にしないの」






なんでこんな見透かされてるんだわたし、、







「別にちっちゃくないもん、普通じゃん」



え「ちっちゃなあんよでヨチヨチして帰ろうか」




み「背だって足の大きさとおんなじでちっちゃいしね」



「ねえ殴るよ？？？」



み「もーAすぐ殴ろうとするからやだよね」




こわいこわい！て言って2人して私のこと指差す。




「はいはい帰るよ！！乗るよ！！」








学校から歩いて5分の駅に着いて、タイミングよくついた電車に乗り込む。









いつも通り満員な電車にはもう慣れたけど、それでもやっぱキツイなあ、





なんて思ってたら、みっくんは壁側に私を寄りかからせて、人に押しつぶされないような体勢を取ってくれた。




「そんなことしてくれなくてもいいのに」



み「てれてるの？？」




「ばか」




だって壁ドンじゃんこんなの！
普通にドキドキするじゃん！！









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み「(笑)」




「なに？」





み「やっぱちっちゃいなあ、て」






「も〜、一応気にしてるんだからね？」









こいつだめだしつこい！
やっぱドキドキとか撤回！ちっともキュンとなんかしないや！







み「でもそれが可愛いんだよ」








サラッとそんなこと言う前は前言撤回しようと思ってたのに

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