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郊外の地下倉庫にて



「た、頼む!見逃してくれっ!!あと、後二週間以内にちゃんと対価は払うから!!」



「契約違反したイソギンチャクが何ほざいてんの?」



尻もちついてる違反者の顔すれすれに足を振り下ろせば、ヒッ、と怯えた声が聞こえてくる



「…………んー、飽きた。雑魚の相手とかつまんないし後はお前らがやっといて」



「「は、はいっ…」」




雑魚なんてオレじゃなくても相手できるしさっさと帰ろー…

そういえば今日ジェイドとアズールに変な事言われたっけ



“最近様子がおかしいですよ、少し休みなさい”



って……いつもどーりだし、様子がおかしいとこなんて



「どこに、も、」



前に進もうとしているのに足が動かせない

出口に魔法が仕掛けられてたのか、いつのまにか足元に魔法陣が出現していた

後ろではさっきのイソギンチャクが気持ち悪いくらいに笑ってる

従業員の焦った声も聞こえて来るけどオレの心は何故か冷静で



段々と眩しくなる魔法陣の光を前に、オレはゆっくりと意識を手放した。

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※注意※

・フロ監
・基本的にフロイド視点
・捏造ありあり
・時系列は監督生たちがNRC卒業した数年後
・次のクリスマスまでには完結予定

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作者名: 葉月 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年12月18日 17時

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