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No.98 ページ48

その遊園地で一番有名な観覧車は遠くからでも

十分見つけられるほど大きい。



近付くにつれ、

かなり古くに建てられたのか所々色褪せていた。



――その前で、


目黒くんは観覧車をじっと見ていた。


私が前に来ると、目黒くんは少し意外そうにした。


「よく来たね」


「……うん」


どう言ったらいいのか分からなくて私はただ頷いた。


「……なんで、私を呼んだの?


話したいことって、なに?」



関わらないってことをずっと守ってきた私に、


……言いたいことって?



「……座ろうか」


目黒くんはすぐそばにあったベンチへと促す。


「喉乾いてない?


何か――」


私は遮って、叫んだ。


「ごまかさないで!



私、怒ってるんだよ!?」



黙って私を見返した目黒くんに私は怯まず続ける。


「知り合って最初のとき目黒くんは誰でも言いたくないことはあるって――そう言ったよね。


そのときは、理解してた。

……気になってた。


私と湊ちゃん、両方がお互いに隠し事してたから、

それを考慮して言ってるってそう思った。



……そしてそのあと、

目黒くんはこう続けたよね。



――お互いに気を使っている関係なんて、

友達じゃない――」


私は言葉を紡ぎながらも、


目黒くんの様子をじっと見ていた。

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作者名:いちご | 作成日時:2020年2月11日 11時

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