悪食ギャンブラー【男主】

30匹┌(┌＾o＾)┐ ページ32

ケイト先輩のマジカメのDMにご飯を食べてから帰るから遅くなりそうと送るとすぐ既読かついた。
リドルにも言っておいてくれるらしい、有り難い。

「テトラちゃん何食べたいー？」

「んー、、ぁ、シチューある」

メニューをみて「キノコのシチュー」を見つける
好物だ。

「！！……げぇ、きのこじゃん。」

「きらい？」

「嫌い。ジェイドがさぁ、山行ったらいっぱい持って帰ってくんの」

ほんとに嫌なのか眉間に凄いシワがよってる。
そんなに嫌いなんだ

「テトラちゃんは嫌いな食べ物ないの？」

「……かぼちゃ。」

「甘くて美味しいのにー？」

「いや、味は好きなんだけどね、……骸骨頭のやつが脳内で過るからなんかむしゃくしゃすんの」(((

本能かなこれ(白目)

「かぼちゃってわからなかったらいいんじゃないっすか？」

「そーだけどー、、」

悶々と考えているといつの間に頼んだのか、キノコのシチューがでてきた。ラギーは肉。ヨダレめっちゃ出てる可愛い。養う()

「フロイドは何も食べないの？」

「テトラちゃんとコバンザメちゃんの見てたら満足だからいい〜。」

まあいいか、とスプーンでシチューをすくって1口食べる。

「！……んっまぁ〜」

「2人とも美味しそうに食べるよねえ」

「美味しいからねえ〜」

パンにシチューをつけて、フロイドの口元に持っていく。

「はい、あーん」

ぽかんとした顔でパンをみつめるフロイド。
可愛いっ
いつの間にやら帰ってきてたジェイドもにっこにこ
あれは怖い

「あ♡……んっ」

「おいし、ｯ!?んっ、んんｯ!!」

「おやおや」
「え、いや、ちょ？！」

パンを食べて数回咀嚼すると、いきなり後頭部を掴まれて、強引にキスされた。
唾液と一緒にパンも一緒に口移しされる。
舌を口の中に入れられて、柔らかくなったパンが喉を通って飲み込んだ。

「んｯ、ｯ…んんｯ……ふ、ぁ、ｯ…」

「あは♡顔真っ赤、美味しかった？」

「？、、？？？？……うん、？美味しかった…」

「いや、フロイドくん？？？公共の場っすよ？？」

ラギーがよしよしと撫でてくれる。
ファーストキッス奪われた
しかもフロイド！！！

「…大丈夫っすか？」

「ファ"ース"トキッス"取られた"ぁ"あ」

「あ、はい？」

舌の感覚を思い出してまた顔が赤くなる。
それをみて、ジェイドもフロイドも嬉しそうにニコニコしてる。
フロイドには口にキノコ突っ込んでおいた

早く忘れようと食べることに集中したが、舌のあの感覚が消えることは無かった。

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