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ギィイイッと、古びた錆び付いた音に若干顔を顰めつつ。中に入るといきなり顔の横になにかが刺さった。
｢……刀か。｣
｢何をしに来た｣
黒髪で俺と同じくらいの身長、白衣が似合う少年。
きっと、短刀だろうね、
刺さった刀を引き抜いて手の平で回す
｢なにって……仕事。君たちのことを任された｣
｢人間はいらない！｣
｢…うん。…で？｣
｢は？｣
｢人間は、いらないって言われてもここの仕事できるのは人間だけだし、そもそも君らを作り出したのは俺らと同じ人間だよ、てか、何があったか知らないけど他の奴らと同じにしないでくれるかな。俺、他の奴らと比べられるの嫌なんだけど、俺は俺だし君になにか言われる筋合いはないよ、
薬研藤四郎くん｣
薬研藤四郎の本体で腕を切って刀に垂らす。
｢お、おい！？｣
ヒビや、刃こぼれしたところに俺の血は染み込んでいき、元の姿であろう綺麗な刀に戻った。
｢お前、なにやってるんだ！｣
｢？？……手入れだよ？｣
｢はぁ、？！｣
薬研藤四郎が俺のところまで走り自身の本体をしまって、俺の切ってない方の腕を掴み、引っ張って歩き縁側に座らされる。
｢……？なにをしているんだ？｣
｢あんたの手当てするんだよ｣
｢しなくていい、、……ほっといて｣
｢ちょ、あんた！？｣
立ち上がってふらふらしながら屋敷の中を歩く、後ろからは、薬研藤四郎が着いてきていて、手には包帯なんかを持っている
｢なぁ、、広間どこ｣
｢あんた、死ぬ気か？｣
｢……死ねるものならもう死んでる。｣
｢……こっちだ｣
俺は薬研藤四郎の後ろを着いて行った
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？？。 - 面白かったです。更新楽しみにまってます。 (3月29日 8時) (
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作者名：燈 | 作成日時：2018年8月23日 9時
