君がいると安心してね。 ページ43
「…そういえば、藤ヶ谷さんのこと家あげましたよね。」
つか、そんときに自己紹介した気がするけど…
まあ、あの時はお互い敵対視しかしてなかったから記憶にないのかも。
とかそんなことを考えながら、藤ヶ谷を見る。
「あー、そういえばそんなことも…」
あくまでおぼえてない''てい"ですか。
「んで、案でもあるんすか?」
俺が怠そうに尋ねると、藤ヶ谷嬉しそうに笑った。
「ありますよ、そりゃあとっておきのが。」
なんだぁ、こいつのこの自信ありげな感じは…
「えーっと、教えてもらえます?」
「とりあえず、Aを起こしましょ。」
俺は扉の向こうの気配を伺いながら、Aの元に静かに這った。そりゃあ、無理やり。
「…おい、、」
俺が小声で話しかけるも、目を開けない。
「困ったな。」
藤ヶ谷が呟くその時だった。
「…ん…?」
目が覚めた。
Aの口元に貼られたテープの端を、俺は口で挟んで取ってしまった。
Aは痛みに顔を歪ませながらも、俺を見つめて安堵した表情をした。
「…ひろ、みつ…!?、ふじがやも…?」
泣きそうな声に、俺は安心して、
「会えた、ね。」
泣きそうになりながら見つめた。
「静かに。」
藤ヶ谷がそう言って、扉を見る。
ガチャッ
扉が開いた。
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ミムラ(プロフ) - なおちゅけさん» ありがとうございます。W不倫ですか…面白いですね!希望のメンバーいますか? (2019年9月30日 21時) (レス) id: 4eee019b1c (このIDを非表示/違反報告)
なおちゅけ - 面白かったです!いきなりのリクエストごめんなさい。W不倫で書いてくれませんか? (2019年9月1日 22時) (レス) id: d14129f611 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか? (2019年7月17日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ミムラ(プロフ) - ともさん» こんばんは。ありがとうございます!大丈夫ですよ (2019年7月17日 0時) (レス) id: 4eee019b1c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年7月17日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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