初めまして、俺は ページ35
突然立ち上がり、指輪を外す俺に、君は驚きの目線を向けた。
構わずそのまま彼女の席の前に行く。
パンッ
彼女頬が赤く染まる。
痛みに顔を歪ませる彼女。
目からはじわじわと涙が溢れでてくる。
叩いた手でそのまま彼女の両腕を力強く掴んだ。
そのまま机上にある結束バンドで腕を縛り付ける。
『もう、おしまいなんだから』
頭の中でそう何度も自分に言い聞かせた。
迷いも、後悔もない。
「ゆうた…？」
不安そうな目で、恐怖を孕んだ目で、俺を見つめる。
ナンデソンナメヲスルノ？
ワルイノハ
キミナンダヨ？
「終わりにしちゃいけない。そう、約束したもよね。だから…」
君にあげたレースのベビードール。
俺が着せてあげるから、
君はいつまでも、美しい君のまま。
僕の前だけで
笑っていればいい。
「俺だけの世界に閉じ込めてあげる。」
彼女を抱き寄せて、そのまま寝室へ
ベッドに彼女を投げ捨てて、そのまま寝室の扉を閉める。
タンスで、扉の前に蓋をする。
これでも、出られないね。
形は終わり。
これは、違う飼育の形。
彼女が扉の内側で叫ぶ声がする。
いくら叫んだって、もう外には聞こえない。
ここは2人だけの世界なんだ。
「もしもし。太輔？こんな夜にごめんね…」
「ちゃんと蓋をしたから、もう俺らの仲を心配しなくて大丈夫だよ。」
何か太輔が叫ぶ声がする。
聞こえない。
もう、君の声以外聞こえない。
「ああ、浮気相手の宏光クンにも教えてあげなきゃダメか…」
彼女のスマホを手に取る。
"プルルルル プルルルル"
「もしもし…」
初めまして。
一息ついて、俺は電話に出る。
スマホは、嫌なくらい明るい。
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ミムラ(プロフ) - なおちゅけさん» ありがとうございます。W不倫ですか…面白いですね！希望のメンバーいますか？ (2019年9月30日 21時) (
レス) id: 4eee019b1c (このIDを非表示/違反報告)
なおちゅけ - 面白かったです！いきなりのリクエストごめんなさい。W不倫で書いてくれませんか？ (2019年9月1日 22時) (レス) id: d14129f611 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか？ (2019年7月17日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
ミムラ(プロフ) - ともさん» こんばんは。ありがとうございます！大丈夫ですよ (2019年7月17日 0時) (レス) id: 4eee019b1c (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは！いつも楽しみにしてます！リクエスト大丈夫ですか？ (2019年7月17日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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