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第一章 挨拶 ページ2
もう朝だ。憂鬱だ。でもいつもどうり起きて支度して学校へ行く。まだ友達がいるから｢行こう｣という気持ちになるがやはり嫌なものは嫌だ。いじめられてる、そんなわけじゃないけれどいきたくないそんな時ない？
いつの間にか授業と部活は終わり気づいたらもう帰る時間になっていた。
｢優雨ちゃん。今日ずっと元気ないね？｣
｢そう？はは、別に元気だよー｣(体はね)
今声をかけてくれたのは五城加奈(ごじょうかな)。小学校からの友達で同じ部活の子だ。考え方も似ていて、ゆういつの重い話することがをできる友達だ。
おそらく私が元気がなさそうに見えたのはある日を境に学校へ来なくなってしまった幼なじみ兼親友の高森美藍(みあ)のことに関してと自分が美藍の辛いことに気づけなかった悔しさと自分の恋愛対象がなにかについて考えていたからだろう。
｢じゃ！また明日。｣
｢うん、また明日。｣
こうして加奈ちゃんと別れそれぞれの家に帰って行った。その後は何となくで勉強しご飯を食べ、お風呂にはいり、布団の中へと潜った。意識がだんだんとぼんやりするのが分かった。《寝なかった場合部屋の探索が可能》
＿＿＿誰かの声が聞こえた気がした。
｢いらっしゃい、
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