何で急に逆トリップしてくんだよ【妖怪ウォッチ】

12.居候 ページ14

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「つーか、何で穴から出てきたんだ？」


いきなり頭上から出てきたよな。


「ニャ…。何の穴なのかはわからないニャン。」


だよな…。


「いーじゃん、またこうして会えたんだし！」


「ズラ〜♪」


お前らは能天気過ぎんぞ。


「えっと…、Aさんと雪さん？」


「おう。呼び捨てで良いぞ。」


「あとタメ口で。」


「えっ、あっ、うん、分かった…。」


敬語にさん付けなんて堅っ苦しいからな。


それに俺等も慣れねぇし。


「うぃす〜、御二人共べっぴんさんでうぃす♪」


コマ犬と同じこと言ってるし…。


「んな事ねーよ。逆に俺等のどこがべっぴんさんなんだよ。」


意味不だわ。


「ねぇ、さっきから歩いてるけど、何処行くの？」


「家。お前ら住むとこねーだろ。」


「あ、そうだ…。でも良いの？お母さんとか…。」


「何とか誤魔化すから大丈夫だよ。」


まぁ上手く誤魔化せるかわかんねぇけどな。


「あ、居候なんだからお手伝いはしてよね。」


「あ、うん…わかった。」


雪はそういうとこきっちりしてるよなぁ…。


「別に無理してしなくても良いからな？」


「う、うん。」






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