僕の母親代わりは星の魔法使い3！ (ページ20)

今日:17 hit、昨日:0 hit、合計:15,574 hit

88.アズガバンの囚人ページ20

ネズミを受け取ろうとした瞬間、ネズミは手から逃げ出しピアノの下に逃げ込んだ。

逃すまいとリーマスとシリウスがピアノ周辺を囲む。

"星の精"

"偽りの姿を暴き"

"真の姿を"

"照らし出せ"

星の結晶がネズミを包み込む。

それは次第に大きくなり。

"本当の姿"が露わになる。

ピー「ひっ！！」

醜く太りネズミのような顔……昔の可愛らしさはなくなっていた。

ピー「仕方なかったんだ！シリウス、君だって死にたくないだろ？だから僕は…」

シリ「俺なら死ぬ！ともを裏切るぐらいなら死んだほうがマシだ！」

ピー「Aなら許してくれるよね！君は優しいから」

リー「君はこの中で誰が一番君を恨んでいると…」

主「…いや、まさか、ここまで感動する命乞いがあるなんて…いいよ許してあげる」

その言葉に二人は驚き、顔を真っ青に染める。

ピーターはとても嬉しそうに私に近づいてきた。

だが、私の顔を見るなり二人同様顔を真っ青に染めた。

主「生きたまま四肢を切り取って切ったところを火で焼いて止血して、目の前で四肢を獣に食われるさまを見せ、激痛の走る薬でゆっくりじっくりと苦しみを与えて殺してやるよ。それが終わって、それでもまだ生きたいと言うなら見逃してあげる。」

多分今の私の顔は吸魂鬼よりも恐ろしいものだろう。