検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:12,812 hit

本当は ページ6

つい亡き妹達とマリンを重ねてわざとゆっくり歩いていた



でもコイツからしたら子供扱いされたくなかったんだよなァ



昨日はきっぱりガキって言っちまったし今日は急に妹だとか言ってわざと歩幅を合わせた



確かに俺からしたらまだ子供だけどマリンもこの歳で柱になって色々感じる時期なのかもしれない



「俺が合わせたくてお前の歩幅に合わせてんだァ。妹達と歩いていた時を思い出すんだよォ。でも、お前からしたら子供扱いされたくなかったんだよなァ。ごめんなァ、」


マリンの頭を出来る限り優しく撫でる

妹を想う兄のように


マリンの綺麗な瞳から涙が溢れた

「おいっ、、どうしたァ、、??」

また余計なことしちまったかァ俺、、、

『ごめんなさい、、不死川さん、、』


何がだァ、、??


『私のこと、、
妹さん達と重ねて接して下さってたんですよね、、
なのに酷い態度とって、、ごめんなさい、、』


なんだァそんなことかァ


「ンなことで謝ってんじゃねェよ。泣くなァ」


マリンの瞳から溢れる涙を手で拭う


だがさらにマリンの瞳から涙が溢れる


「ッたく、、泣くなって、、」

マリンの瞳から溢れ出る涙を暫く拭い続ける


『本当は、、、優しくしてくれるの、、、
嬉しいです、、、』


マリンはそう言って、笑った


なんて可愛い笑顔なんだろう、、


「そうかァ、、ありがとなァ」

『私こそです。』

「その敬語やめろォ」

『いやいや!!無理です!!不死川さん柱だし年上なので!!』


「お前も柱だから立場は同じだろォ。歳なんざ関係ねェよ」


『分かった、、』


名前も呼び捨てでいいと言ったがそれは聞いてくれなかった

マリンと冨岡の住む屋敷の前についた


『送ってくれてありがとう。』

「こんくらいどうってことねェよ。また一緒に甘味処行こu ってオイ冨岡ァァァァ!!!
何見てんだコラァァァァ!!!」

こちらを無表情で見ている冨岡に気付いた

なんでいるんだよォ、、、

『あれ、師範?何してるんですか?』

「それはこっちのセリフだ。不死川、何マリンと馴れ馴れしく接している。」

「別に何でもねェ『不死川さん、私のこと妹みたいに接してくれるんですよ!!敬語も使わなくていいって!!』

「オイィ」

「不死川、、、俺には冷たいのにマリンには優しくすふんだな、、
ムフフ」

「気持ちわりぃぜェ」

「心外!!」

『もー、2人とも仲良く!!』

「あまりマリンに馴れ馴れしくすると俺もだが時透にも怒られるぞ」

「時透ォ??」

タメ口→←兄



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ララ | 作成日時:2021年2月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。