47 ページ47
エースside
俺は姿を隠す為のフード付きのマントを着ると、Aと町に出るための大門をくぐって行く
『眠い…』
Aは目を擦りながらそう言った
エ「Aって朝弱いよな今日も起こすの大変だったんぞ」
『だから早く寝ようとしたのに、エース君のせい…』
頬を膨らまして少し不機嫌なA
エ「ははは」
そんなAを空笑いを浮かべてなだめた
エ「それにしても、まさかお前が勝つとは思ってなかったな」
やけくそになったAは、俺達3人を相手に勝利を収めた
だけど勝負がついたのは真夜中、寝るのがおそくなりAは寝不足
だからか、Aは少しぼーっとしている
『ふわぁ〜…』
何だか、今日のAは危なかっしいというか…目が離せないというか。
今日は俺とAの2人だけだし、騒ぎだけは起こさねぇようにしねぇと…
横に顔を向けるといるのはAただ一人もちろん、サボとルフィはいない
エ「っ…！！」
まさか、俺とAが2人きり！！
今更ながらにこの状況に驚いた
『──！』
さっきまで普通だったのに、変に緊張しちまう…
『エース君！！』
一人黙々と考えていると呼ばれている事にハッと気がついた
エ「あっ、悪ィ…聞いてなかった」
『あのお店に入ろうって言ったんだけど…』
Aは言葉を止めて思案すると、おれの手を掴んで道の端に引っ張った
エ「あ？…って！お、おい！？」
Aはおれの肩に手を置いて背伸びをすると、段々と顔を近づけてくる
きっと、おれの顔は真っ赤になってる
『じっとして』
その言葉に思わずギュッと目を閉じた
エ「…っは？」
コツンと額にAの額が当たると、声を漏らして目を開けた
離れたAは顎に手を当てて頭を捻ってる
『熱はなさそうだけど、顔は赤い…風邪引き前かなぁ…』
そこで、Aが熱を測っていただけだとようやく分かった
エ「だ、大丈夫だよ！早く行くぞ」
『っあ、待ってえー』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅 - 設定のところから間違いまくってますよ。 (2022年8月14日 22時) (
レス) @page2 id: 34e18fdcca (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - 影夜 樹(プロフ)様お返事が遅くなってしまい誠に申し訳ございませんでした！ゴールド・D・ロジャーでした！！教えて下さりありがとうございます。本当に申し訳ありませんでした。 (2020年3月19日 16時) (レス) id: 8b6db09041 (このIDを非表示/違反報告)
影夜 樹(プロフ) - 今どっぷりハマってます！最初からで最近ですが、大好きです！そういえば、ゴールド・ロジャーじゃなくてゴール・D・ロジャーじゃないですか？ (2020年2月24日 0時) (レス) id: f9b3442272 (このIDを非表示/違反報告)
由美子 - 凄く面白くて釘付けされます！これからも来夢さんの小説期待してます (2019年9月23日 1時) (レス) id: 25c72367e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：道明寺 来夢 | 作者ホームページ：http:/ / 道明寺
作成日時：2019年8月18日 2時
