工藤新一の姉は降谷さんの部下2 ｢降谷零/安室透｣

54話 水平線上の陰謀 ページ4

あなたside

そのあと私たちは席についた。

コナン｢安室さん。よかったの？｣

安室｢なんで怒ってるかわからないからな｣

コナン｢あ、気づかないんだ｣

日下｢実は俺、今豪華客船を舞台にした連続ドラマの企画を書いてましてね。その取材で美波子さんと知り合ったんですよ｣

美波子｢えぇ、まぁ｣

毛利｢なるほど｣

日下｢ところで毛利さんは当然招待されたんですよね？それともなにか調査の依頼でも？｣

毛利｢いやぁ〜招待つ〜かなんというか｣

蘭｢あの、違うんです！｣

日下｢え？違うって｣

蘭｢招待されたのは実は園子のご両親、彼女の鈴木財閥の会長さんなんです｣

日下｢へっ｣

園子｢でも、うちの親、どうしても都合がつかなくて私が変わりに！で、どうせならみんな一緒の方が楽しいから！｣

博士｢私ら10人分の招待も取り付けてくれたんじゃよ｣

日下｢そういうことですか｣

毛利｢ま、保護者代わりみたいなもんすかね｣

日下｢なるほど｣

元太｢それでおめぇよ！どんな話書いてんだ？｣

光彦｢豪華客船で世界一周する話とか？｣

歩美｢いいなぁ！それ！｣

光彦｢ですよね！｣

哀｢タイタニックみたいに処女航海で沈没するパニックものかもね｣

博士｢これ、哀くん｣

毛利｢沈没といえば前に八代商船の貨物船が氷山と衝突した事故がありましたなぁ｣

美波子｢はい、15年前の冬のことです。｣

安室｢確か、原因は船長の判断ミスで乗組員が一人亡くなって船長も船と運命をともにしたんじゃありませんでしたっけ。｣

毛利｢あぁ。｣

光彦｢え、ほんとですか？｣

歩美｢この船も沈んだらどうしよう｣

元太｢俺7mしか泳げねぇよ｣

あ｢私まったく泳げないのに凄いなぁ。｣

蘭｢あ、(人1)さん泳ぐの苦手でしたよね｣

園子｢そうなんですか？｣

あ｢うん。｣

蘭｢泳ぐって言えば、前に確か(人1)さん。｣

あ｢いいのいいの！｣

園子｢なんですかぁ〜？｣

あ｢あはは。｣

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